麻生太郎よ、李明博の肩をもってどうする? | 井上政典のブログ

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 歴史ナビゲーターの井上政典がお贈りする祖国日本への提言です。
 
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 ただし、社会人としての基本的なマナーは守ってくださいね。

 麻生元総理大臣と李明博が会談しました。

 これ自体はとてもいいことだと思いますし、麻生氏であればきちんと李明博の間違いを正してくれるだろうと思い込んでいた私が馬鹿でした。

 こともあろうに天皇陛下を侮辱するような発言はしていないと李明博に代わって釈明をしているではありませんか。

 麻生太郎氏は、どちらかというと好きな政治家の一人でした。だから彼が総理大臣になった時も、昔JCで一緒だった長谷川裕一会長と喜んだものですが、その後起こった田母神閣下事件の対応のおそまつさで保守派から見捨てられ、政権をこともあろうに売国奴政党の民主党に明け渡すという失態を演じました。

 ただ、あの時はバー通いなど、マスコミの執拗な攻撃に曝され、漢字の読み方など揚げ足取りが盛んに行われた中での事件だったので、割り引いて考えていました。

 下野後、産経新聞の福岡正論懇話会で講演を聞いて、やはりこの人は只者じゃない、もう一度機会を与えるべきだと思うくらい明快な政策を述べておられました。だから、この人に財政や東北の復興を任せたら面白いなと考えておりました。

 でも、今回の李明博との会談は蛇足でした。ネットやテレビの映像ではっきりと李明博は天皇陛下のことをしゃべっているのを国民が見ており聞いており、それに対してとても国民は怒っているのであって、いまさら麻生氏が李明博の弁明を言う必要はなかったのです。

 なぜこんなことを言ったのか、もっと調べる必要がありますが、この人は国民の感情を読むのが本当に下手な人だととてもがっかりしました。

 安倍新総裁に代わって、自民党の支持率が急上昇し、国民の期待も高まっています。前任期の時とは違う国民世論も後押しし、きっと本来の日本の誇りを取り戻してくれるとわくわくしながら待っています。

 その時に、こんな発言をすること自体がナンセンスであり、安倍新政権誕生にとってマイナスだと思うのは私だけでしょうか?

 日韓通貨協定の拡大措置延長は取りやめになりましたが、まだ一兆円近い枠が残っており、これも厳格運用をうちだし、在日外国人の犯罪を犯した人の通名禁止などの措置を打ち出さないと国民が怒っている天皇陛下への侮辱発言がうやむやにされてしまいます。

 日本国民として本当に許せない! 李明博にきちんとした謝罪をするよう要求します。


特別連絡!
 天皇陛下のことをもっと知っていただくために、10月30日に玉音放送を聞き、先帝陛下の遺徳を偲ぶ会を催します。

 ある方から玉音放送の音源にとても近いものからのコピーをいただきました。それは、きれいな音源の玉音放送で、昨日有田公民館での講演で80人近い方々に原文と現代語訳を説明し聞いていただきました。実際の放送を聞いた方も20名近くいらっしゃる中、こんなにきれいな音が聞けるなんてと、そしてその内容の深さに驚かれていました。 

 30日は50名限定です。興味のある方はご連絡ください。渡辺通り付近で18時30分から開催します。