どくだみとかけてCHINAと解く その心は・・・。 | 井上政典のブログ

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 歴史ナビゲーターの井上政典がお贈りする祖国日本への提言です。
 
 ご意見は賛成反対を問わずどんどん書いてください。

 ただし、社会人としての基本的なマナーは守ってくださいね。

 今日は朝から、妻と子供(と言っても26歳ですが)と一緒に、畑の草取りをしました。

 家の敷地のとなりに、50坪のほどの土地があってそこに畑を作っています。今は、きゅうり、かぼちゃ、ナス、サツマイモ、枝豆などを植えていますが、その周りに雑草がはえて困っています。

 そのなかでも、一番しつこいのが「どくだみ」です。

 数年前にすべて根絶やしにしたはずなのですが、このところ忙しかったのでほっておいたら、また回りにびっしりと生えていました。それを私がとり、あとの二人は畑の中の草を取ったのです。

 どくだみを取りながら、本当にこいつは厄介なやつだと思いながら、作業をしているとなぜかこれがCHINAに思えて仕方ありませんでした。

 どくだみは生えると厄介です、というのも地下茎がびっしりとはびこるためすべての地下茎を取り去らなければなりません。それはいつの間にかどんどん増えていくのです。それだけ生命力が強く、どくだみ茶として薬にもなります。

 強烈なにおいがして、地中の奥に奥にと根が張っていきます。

 どうですみなさん、CHINA人みたいだと思いませんか?

 自分の主張をとことんやり、それが間違っていようがまったく気にせず、とことん自分の欲望を満たすまで止めません。ちょっとの隙があると、どんどん侵入してきていつの間にか一杯になっています。

 どんな土地でも、どんな環境でも平気で、中華包丁さえあれば、生き物をすべて食料にします。

 一体私達はどうしたらいいのでしょう。

 そのときになぜか昭和天皇のお言葉を思い出しました。

 ご散歩中にある草の名前を侍従にお聞きになりました。その侍従はその草を見て、
 「それはただの雑草ですよ」と答えると、

 昭和天皇は、「雑草という名の草はないよ、すべての生き物には名前があるんだよ」とおっしゃったそうです。

 すべての生き物にその使命があるのなら、どくだみにも生きる使命があるのだと思いながらも、他の植物を、この場面では野菜ですが、生かすために腰の痛いのを我慢して一時間半ほど草取りをしました。

 これがもう限度です。こういう仕事をいつもされているお百姓さんには頭が下がります。

 今日は久しぶりのお休みで取り留めのない話でごめんなさい。