ヒーラーで船乗り??『小型船舶免許取得までの回想録編』 | 『自由を謳歌するブログ』

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こんにちは!

自分を解放する道を歩みつづける
アートヒーラー Reiyaです。


小型船舶2級の免許が届きました!

menkyo


「ヒーラーなのに何で船の免許なんか取るんだ…??」
「仕事で使うわけでもなし…」

という声がアタマの中で幾度となくささやき続け、

ほぼ一ヶ月もんもんとしたのは、すでに懐かしい思い出。


私の経験上、いちばん信頼できるものに頼ることにしました。

そう。
迷ったときは、直感に従う。







ずっと「クルーザーを操縦してみたい!!」という夢があったんです。

思い返せば、高校時代にクラスメイトが船舶の免許とらないかって誘ってきたことがありました。

そのときは親に反対されてやめたんですが、今思えば、ずっと縁を感じていたんですね。


そして時は経ち…
20年近い歳月を経て、今年の夏とうとう我慢できなくなりまして

ついに免許をとる決意が固まったのでした。


私が今回取得することに決めたのは
小型船舶操縦者免許2級
という免許です。



試験は学科と実技。

学科は聞き慣れない専門用語に苦戦しながらも1ヶ月間の勉強成果が実って何とか合格。

しかし、立ちはだかったのは実技でした。

想像以上に難しかったこと、それは…

まっすぐ進むこと自体が難しい!!!


海は一時たりとも静止することがないんですね。

そんな当たり前のこと!ですが、これはアタマで理解しているのと、実際に経験するのでは雲泥の差でした。


さらに、実技の日程が台風で延期になり、ちょうど満月にあたる日の午後になりました。

海がダイナミックに動く、大潮の日です。


教官の指示で、目標物に向かって進む、というだけでも……


教官:「あの鉄塔に向かって」
Reiya:「はい!船尾周りヨシ!前後左右ヨシ!発進します!」

ガチョン(ギアを前進に入れる音)

ゴゴゴゴゴ

教官:「はい増速して」
Reiya:「増速します!」

ヴイィーーーン

Reiya:「………!!??」


焦りました!
ハンドルを小刻みに動かして舵をとるのですが、車の運転と全く違う。

目標物を見ながらハンドルを切っても、不規則な大波や小波が小さな教習船を揺さぶり、船首(船の先端)がズレます。

さらに、船が動き始めるまでのタイムラグの計算が難しい!

船の舵が効いたと感じてハンドルを戻すのでは遅いんですね。

ついついハンドルを切り過ぎて注意されたり。めちゃくちゃ集中して、必死に船体の感覚を探りました。


蛇行、人命救助、着岸…
つぎつぎと手渡される試練(笑)

特に着岸なんて、ほぼオマケで合格もらったようなもんでした;



「自動車免許もマニュアルで取ったし、船はオートマチック車みたいなもんなんじゃないのか?
けっこうイケたりして???
免許取ったら速攻、仲間を乗せてクルージングパーティーだー!!」



という淡い期待は崩れ去りました。

私がこの経験で腹の底から学んだことは、




海は、覚悟を持った者が出る場所だ!!




ということ。
初心者だろうがシロウトだろうが言い訳は通用しない!
海へ出たその瞬間から

船長としての資質が問われるのです。

免許とったら、もうオッケー!!

という訳ではない。
ヒーラーの資格を取ったときと同じだ。


資格の取得ってのはゴールではなく、スタートラインに立つことなんだ。

資格を取ってからの『経験』こそが最重要であり、その学びが自分の中で根付いて育つ。

その結果として、技術と経験が合わさり、知恵を有した自分になることができる。

umi

ダイナミックに変化しつづける海をまっすぐ進むことの難しさから学んだのは
人生やスピリチュアルな学びでも同じ


どんなに正しい方法を学んだとしても
それを実践するまでは、脳内にある理論でしかない。


現実は、一瞬一瞬が変化の中にある。



ダイナミックな変化の中でバランスをとることの大変さ。

そして、予期せぬ事態が常に発生する中で

学んだことを生かすチャレンジの大切さ。


思考に偏りがちな私が、本当に身をもってで体感できました。
ヘタすれば10年かかって学ぶようなレベルの体感を、一日で感じられた気さえします。

これを学ぶために頑張ったのか…
直感に従ってよかった。

海は、偉大。。。。!

海から多くのことを学んだ
とても有意義な夏でした。


今回ありがたいことに免許を取得できたので、マリーナで船を借りて練習するところから地道にいこうと思います。
そして、来年の夏こそは自力で優雅にクルージングを目指しますよ!!

自分の可能性にNOと言わない限り、不可能なんか無いんだ!
と証明しながら生きていきたい。



人生という名の冒険はまだまだワクワクがたくさん待っていると感じるので
これからも挑戦の旅を進んでいきます!


学科で学んだ知識でも、面白い事がたくさんあったので、また別の記事でシェアしたいと思います。