すーさんの書いた赤ちゃんのトリセツ本です。
胎児期から乳幼児期まで、子育ての「やり方」ではなく「在り方」を書いた本です。
この一冊に、子育ての本何十冊分のいいところを詰め込んでいますよ(^-^)v

 

令和の子育て -はじめて子どもを産むママの赤ちゃんのトリセツ-

 

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今回は、過去にもブログ記事にしたことのある、すーさんの伝えたいことをあらためてご紹介させていただきます(^o^)v


―昨日の記事―

「人は存在の意味や価値を人間関係の中に実感することができる」とは、ハリー・スタック・サリヴァンという精神科医の言葉です。
人間にとって人間関係がいかに大切かということです。
人は様々な人との関係を保ちながら生きています。
人との関係を失ったら、人間の存在の意味も、存在の価値も失うのです。
また、サリヴァンは「精神障害はすべて人間関係の障害だ」と言いました。
「精神の治療というものがあるとしたら、それは人間関係を調整することだ」と言うのです。
健康的な人間関係を持っていて、心を病んでいるという人はいないのです。
子育てについてどうしたらよいか悩むとき、子どもについて豊かな人間関係を持って生きていることができているか、このことを最大のテーマに考えてほしいと思います。
人間関係とは、一方から一方ではなく、双方の関係です。
周りの人たちも程度の差はあれ、利己的・自己中心的なので、よほど一人ひとりが人間関係を大切にすることに、日々努力して生きていかなければ、どんどん人間関係は失われていくのです。
生きていることが楽しい、幸せだという人は、人間関係が楽しい人だと思います。
人間関係をイキイキと持てなかったら、生きていること自体が楽しくないのではないでしょうか。
豊かな人間関係とは、「与えているものと与えられるものが等しい価値を持っている関係である」と、精神分析学者のエリック・H・エリクソンは言ったそうです。
「赤ちゃんと一緒にいることを幸せだと感じることができるママだけが、赤ちゃんを幸せにできる」とも言ったそうです。
赤ちゃんと一緒にいることをママが幸せに感じていれば、赤ちゃんはママと一緒にいることが幸せに感じられるのですね。
逆に、育児はストレスだと思っているママと一緒にいる赤ちゃんは、ママと一緒にいることがストレスになるのは当然なのではないでしょうか。
そうやって大きくなっていくとどうなっていくかは想像に難くないです。

―つづく―