赤ちゃんのトリセツ本です。胎児期から乳幼児期まで、子育ての「やり方」ではなく「在り方」を書いた本です。
この一冊に、子育ての本何十冊分のいいところを詰め込んでいますよ(^-^)v

今回は、過去にもブログ記事にしたことのある、すーさんの伝えたいことをあらためてご紹介させていただきます(^o^)v


―昨日の記事―
まずは龍馬が何をした人か簡単に説明します。
龍馬は、薩長同盟を成立させて、大政奉還によって江戸幕府を倒すのに重要な役割を担った人です。
幕末に生を受けて、いまだにファンの多い龍馬ですが、幼少時代を見てみると、これが非常に子育てのヒントになるから面白いのです。
小さい頃は虚弱で、のろまで、賢くなかったようで、いつまでもおねしょをしていたことは有名です。
坂本家で一番年下に生まれた龍馬は、親やきょうだい、お手伝いさんから、まるで一人っ子のようにかわいがられて育てられたそうです。
おねしょをしても怒られず、虚弱でものろまでも賢くなくても、龍馬は龍馬として認められて育てられたのです。
もうおわかりかと思いますが、坂本龍馬は自己肯定感がかなり高い状態を幼少時代から育んで生きていったのです。
青年期になり、剣術で才能を発揮すると、剣術による一つひとつの成功体験が、さらに自己肯定感を高めることとなったのでしょう。
この自己肯定感の高さが、脱藩を決意させ、その後の実績へと続いていったのだと思います。
やりたいと思ったことはやる、会いたいと思った人には会うという、考動力を持っていたのも、根底にある自己肯定感がそうさせたのでしょう。
どんなに偉い人だろうと、誰と会っても龍馬は怯まず、自分の考えを熱く語ることができたのです。
なんで、たかだか土佐藩の下士だった龍馬が、幕末の歴史上の人物に次から次へと会って、すべての人に好かれ、仲良くなれたのか不思議なことなのですが、そこには龍馬の「志」があったからだと思います。
自己肯定感が高く、「志」を持って、人に思いを伝える考動力があったからこそでしょうし、何にも増して、人としての魅力があったからということなのでしょう。

―つづく―