赤ちゃんのトリセツ本です。胎児期から乳幼児期まで、子育ての「やり方」ではなく「在り方」を書いた本です。
この一冊に、子育ての本何十冊分のいいところを詰め込んでいますよ(^-^)v


令和の子育て -はじめて子どもを産むママの赤ちゃんのトリセツ-

 


今回は、過去にもブログ記事にしたことのある、すーさんの伝えたいことをあらためてご紹介させていただきます(^o^)v


―昨日の記事―

子どもは誕生した瞬間から、人間として生きていくために必要な能力を習得しようと全力で生きていきます。
すべての子どもがポジティブ100%で生まれてきます。
子どもはみんな、自らを成長させて、「自分=個」を創ることに必死なのです。
子どもの育つエネルギーがものすごく強力だからこそ、0〜6歳の時期は、ママの思い通りに色々と進まなかったり、悩みも尽きない、ママと子どもの争いが起きやすい時期なのかもしれません。
子育てにおいて覚えておきたいことがあります。
それは、0〜3歳の乳児期・乳幼児期は、まだ「無意識」の時期であり、3〜6歳の幼児期にかけて「意識」の時期となることです。
0〜3歳の「無意識」の時期には、「やりたい」と思えば今やらないと気が済まなく、それが叶わないと全力で泣くのです。
この時期はまだ「意識」というものが芽生えていないため、多くの時間を「無意識」な状態で何かをしているからなのです。
この時期は、まだ「意識的」に何かをするというよりも、「今はこの能力を成長させなさい」という、自らの中に埋め込まれているプログラムに従って動くことが多いのです。
例えば、おすわりするようになった赤ちゃんが必ずやる、ティッシュの箱からじゃんじゃんティッシュを取るのも、「指でつまんで引っ張る能力を成長させなさい」というプログラムのもと、赤ちゃんは一生懸命ティッシュをつまんで引っ張ることをエンドレスに続けるのです。
与えられたプログラムを納得いくまでやり続けることで、子どもは一つひとつ成長していくのです。
ここでママが注意しなければならない大事なことは、決して取り上げてやめさせないことです。
ティッシュを抜くのも、習得すれば勝手にやめます。
物を落とす行為も、「物を落とすとどんな音がなるか、聞き分ける能力を成長させなさい」なので、これも習得すれば勝手にやめます。
重要なのは、「無意識」にやっているということは、「悪いと思ってやっていない」ということを理解することです。
乳幼児期のいたずらにみえる色々な行為は、実はいたずらではなく、成長するために必要なことなのです。
ママがイライラして怒ってやめさせると、子どもの成長はなくなってしまうのです。
子どもの成長を願って、楽しくワクワクできるように、一緒に笑いながら見守ってあげるママになってほしいと思います。