昨日の記事

少し「令和の子育て研究家」としてのブログ記事をお伝えして行こうと思います。

『ママたちが非常事態!最新科学で読み解くニッポンの子育て NHK取材班 ポプラ社』より、ママの苦しみを和らげる事ができるのでは、というお話を、いくつかご紹介させていただきます。


すーさんの本
『はじめて子どもを産むママの
赤ちゃんのトリセツ
令和の子育て
昭和・平成の子育てを断捨離』
もよろしくお願いします(^o^)

ママが変われば子どもが変わる
子どもが変われば未来が変わる


 

令和の子育て -はじめて子どもを産むママの赤ちゃんのトリセツ-

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女性の脳は、赤ちゃんの泣き声に敏感に反応するのに対し、男性の脳は女性ほど赤ちゃんの泣き声に敏感ではないことがわかっています。
さらに、過去に東京都立大学の研究チームが、赤ちゃんの泣き声を聞いたときの女性の脳の反応について、大きな発見をしました。
子育て中の母親に脳の活動を調べるfMRIに入ってもらい、わが子の泣き声を聞いたときの反応を詳しく解析しました。
その結果、母親の脳には、わが子の泣き声に対する、ある特別な回路が備わっていることがわかったのです。
わが子の泣き声を聞いたとき、母の脳ではまず、いとおしさや不安を感じる脳の前のほうが反応します。
子どものことが気になって仕方ないという状態になるわけです。
続いて、脳の後ろのほうが反応し、わが子がなぜ泣いているのかを分析します。
続いて、脳の上のほう、運動を司る部分が働いて、わが子のもとにすぐに駆けつけようと、体を動かす準備が始まります。
わが子の泣き声を聞いた瞬間に、母の脳ではこの特別な回路が働き、わが子を守ろうとするのです。
この結果から、パパが赤ちゃんの泣き声に対して反応しないことは、決して悪いことではないのです。
ママっていうものは、子どもに対する反応が早くなるものなのです。
でも、パパはそうなっていない。
子どもが生まれるとママに起こるような体の変化は、パパには起こらないのです。
パパが悪いというより、ママが変わってしまったのです。
しかし、子どもに対する反応が違う人が一緒にいることがいいときもあるのです。
たとえば、子どもが病気やけがをしたとき、ママは素早く敏感に反応してパニックになってしまう人もがいます。
そんなときに、ゆったり判断できる人がそばにいたほうがいい場合もあるのです。
夫婦で役割が違っていいのです。
多くのママが、パパに対して自分と同じ役割である「母親」を求めてしまいがちです。
しかし、子どもを胎内に宿したときから膨大な量の女性ホルモンにさらされ、子育てのために劇的に脳を変化させてしまう母親と、そういった体内の変化がまったく起こらない父親では、持ちうる能力が違って当然なのです。
ママは自分がスーパーウーマンに変わってしまったことを自覚し、パパはそうなっていない、スーパーマンではないことを理解する。
パパは、子どものために心も体も変えてしまったママのことを理解し、ならば自分には何ができるのか考える。
家庭ごと、夫婦ごとで事情はことなるでしょうが、そうした歩み寄りは、夫婦の小さな不満やトラブルを解決するヒントになりうると思います。