昨日の記事

少し「令和の子育て研究家」としてのブログ記事をお伝えして行こうと思います。

『ママたちが非常事態!最新科学で読み解くニッポンの子育て NHK取材班 ポプラ社』より、ママの苦しみを和らげる事ができるのでは、というお話を、いくつかご紹介させていただきます。


すーさんの本
『はじめて子どもを産むママの
赤ちゃんのトリセツ
令和の子育て
昭和・平成の子育てを断捨離』
もよろしくお願いします(^o^)

ママが変われば子どもが変わる
子どもが変われば未来が変わる

 

令和の子育て -はじめて子どもを産むママの赤ちゃんのトリセツ-

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しかし、現代ニッポンにおいてはこの「育てにくさ」がママを追いつめてしまっています。
背景には、社会の変化があると思います。
ニッポンのママたちの多くが、マンションやアパート、密集した住宅地で暮らしています。
地域関係の崩壊により、隣人の顔さえ知らずに生活していることも珍しくありません。
夜泣きや子どもの遊ぶ声、音、親の叱る声さえも、近隣の人からの苦情の原因になってしまいます。
また、電車やバス、飛行機など、かつての人類の生活にはあり得なかった近代の乗り物は、どうしても大人中心の場所。
泣かせるな、できないなら乗せるな、親の責任だ、などと直接言われてしまう母親も少なくないようです。
現代ニッポンで危惧されているのは、子どもが常に存在する社会ではなくなってきていることです。
およそ30年前、児童のいる世帯は約5割、つまり日本中の全世帯のおよそ半数に子どもがいました。
それが、2013年の厚生労働省による国民生活基礎調査では25%を下回ってしまいました。
大人の社会に紛れ込む子どもの声は騒音とみなされます。
しかし、そもそも人間の子どもとは、泣き、叫び、暴れ、遊び、そうしたプロセスを経なければ決して大人になれない存在です。
そして、今いるすべての大人が、間違いなくそうしたプロセスを経て今の姿になっています。
子どもが育てにくいのは、決して子どもたちのせいではなく、もちろんママたちのせいでもなく、育てにくい子どもをさらに育てにくくしている現代社会。
これもまた、人類進化の非常事態といえるかも知れません。