青空広がる水曜日に妹夫婦がやってきたゲイの暮らし | 恋して 食べて 踊って 祈って 旅をして 

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20年毎日綴ってきたアナログ日記が2019年遂に完結。
令和元年にブログに引っ越してきた、
あっくんとボクのゲイライフ日記。
18年目に入りました。

2024年4月10日水曜日

昨日の春の嵐も去り

朝目覚め窓の外を眺めると

富士山が観えた

 

 

ああ 止まない雨はない

ああ 明けない夜はない

 

この部屋から眺める富士山も

引越し前

これが最後になるかもしれない

朝からおセンチな気持ちになる

 

 

今日は午前中

妹夫婦がやってきた

 

栃木の実家に

運び込む荷物の確認と

今日車で運べそうな

ちょっとしたものを

積み込んだ

 

少しずつ今の部屋から

物がなくなっていく

 

いよいよ千葉のお部屋とも

お別れが近づいてるわねえ

ああ フィナーレ

 

お昼ごはんは

この辺でしか食べられない

千葉県のご当地ラーメン

竹岡式ラーメンを食べに行くことに

 

 

妹夫婦には

富山ブラックラーメン的な

感じに見えるらしい

でもこれは竹岡式ラーメン

 

 

このラーメン

メチャ濃厚そうに見えるけど

食べてみると

玉ねぎの甘みと

あっさりした醤油スープで

おいしいのよ

上総の大地の味ねえ

 

 

餃子も注文

 

 

久しぶりの妹夫婦とお昼ごはん

一緒に食卓を囲むって

楽しいわねえ

 

 

でもなんだかせつない気持ち

竹岡式ラーメンを

地元感覚で食べるのも

最後になるかもしれない

 

 

周りを気にすることなく

イラっとすることなく

穏やかなお昼ごはんは

 

ああ おいしい

ああ 食べるしあわせ〜

 

 

テレビで流れていた

細川ガラシャの辞世の句

散りぬべき

時去りてこそ

世の中の

花も花なれ

人も人なれ

がなぜか心に響いた

 

 

お店を出ると新緑の季節

ああ 若葉の匂い

 

 

昨日の風にも負けず

桜はまだ持ち堪えてるわねえ

 

お昼を食べた後

妹夫婦は栃木に帰って行った

 

 

賢く丁寧に暮らす日々

 

妹夫婦と過ごす

青空広がる水曜日の

ゲイの暮らし