2度目のカンファレンスルーム。担当医と主治医が神妙な面持ちで私達の向かいに座られました。
前回同様、若い担当医は主治医が話したことを横で素早くメモを取って説明用紙に書いてくださいました。
私は17p欠失について全く分からず狐につままれたような気分でした。笠井アナもそうですが、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL) (悪性リンパ腫) は、比較的抗がん剤が効きやすく完治するそうですが、これがあると、今やっているR-CHOP(化学療法)は効かないということのようでした。
経過観察同様、とりあえずこれまた強制終了。
説明は以下のようなものでした。
□コピー渡し済み
ID::
説明用紙
患者名
説明日2018年10月24日
説明医師
入院時の骨髄検査で遺伝子異常を調べたところ、17番染色体の異常が判明しました。治療抵抗性が予想されるため、通常の化学療法よりはインブルビカの投与の方が良いのではないかと考えます。診断時に言われた予後よりも短くなることが考えられます。
インブルビカは飲み薬なので状態が落ち着けば、外来での治療も可能です。長期的には同種移植を見据えて準備を進めていいかもしれません。
また現在問い合わせ中ですが、〇〇大学での治験、臨床試験への参加が可能であれば、紹介することもできます。
説明を受けた方
本人氏名 (自筆署名)
同席車氏名 (患者さんとの関係) 夫
文字で見る「診断時に言われた予後よりも短くなることが考えられます」って、これには流石に動揺しました。