いかがお過ごしでしょうか？
メンタルセラピストTSです。
この本の著者である苫米地英人さんは
2008年の時点ですでに
スピリチュアルはカルトであることを認め、
警鐘を鳴らしていました。
この本の中から重要だと思ったポイントを
紹介させていただきたいと思います。
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霊は幻覚
ところで、なぜ私がこの話からはじめたかというと、
スピリチュアルも同じだからです。
一般的に言われているスピリチュアルとは、
「霊的な概念が入っているかどうか」です。
スピリットは、日本語で「霊」「魂」の意。
その形容詞ですから、「霊的な」ということになります。
霊的な概念が入っていて、
なおかつその霊的な概念を信じることが、
「スピリチュアリズム」と定義されています。
ここで皆さんに一つ質問です。
皆さんは霊体験がありますか？
もしかしたら、かなり多くその人が
霊体験があると言うのではないでしょうか。
昨今、霊を信じる人が急増しています。
理由は明快。霊を見た、聞いた、感じたなどというものです。
中でも多いのは、霊の話を聞いたからという理由です。
霊を見た人から聞いた話、
あるいはその人が執筆した本を読んで、
間接的に霊体験をしたという人があとを絶ちません。
また、霊に対する関心からか、
見たことあると主張する人は増えています。
では、霊を肯定する人の霊体験は本物なのでしょうか。
霊を見た、聞いた、感じたというのは実際の現象なのでしょうか。
科学においては、体験のみを根拠とすることを全く認めていません。
なぜならば、体験は客観的事実ではないからです。
よって、科学では霊の存在は即刻否定されます。
例えば、あなたが六本木で東京タワーを見たとします。
あなたは言います。「あそこに東京タワーがある」と。
しかし、あなたがどれだけ東京タワーの存在を主張しても、
科学者はそれを信じるわけにはいきません。
仮に、あなた以外の人たちも
「東京タワーがある」と言ったとしてもです。
科学者は、実際に東京タワーまで行って、
物理的存在を確認しなければなりません。
東京タワーを計測し、理論的に整合性のあるモデルを形成して、
はじめて東京タワーの存在を認めるのです。
単に東京タワーを見て、鉄柱に頭をぶつけて
「痛い。東京タワーがある」では、ダメなのです。
では、対象が検証しづらいものであれば、どうするのか。
それでも、検証方法を模索するしかありません。
素粒子が良い例でしょう。
物質を構成するとても小さな素粒子でも、
科学者は何とか検証することができました。
ですから、科学で認められたのです。
しかし、霊は違います。
霊は一度も検証されたことがありません。
科学的に計測されたことがないのです。
「量子力学だって不確定性原理を持っているから、
存在は不確定ではないか」と主張する
科学かぶれもいるでしょうが、それは間違った考えです。
量子力学の肝である電子などの
粒子などの存在はすでに検証されています。
電子の位置や運動が不確定なだけです。
科学は何らかの科学的な方法で検証されているから認められています。
しかし、霊は科学的な方法で検証されたことが一度もありません。
ただの一度も。全くゼロです。
素粒子ですら計測されているのに、霊は計測されていません。
これだけ「霊は存在する」と言われているにもかかわらずです。
あるスピリチュアリストは、「霊は非科学ではない。未科学だ」
などと嘯いていますが、完全な誤解です。
未科学とは、現象はあるが説明しきれないことを
指しているのだと思われます。しかし、残念ながら、
霊は現象そのものすら確認されていません。
「重力と電磁力の関係は説明しきれていないから、
霊と同様ではないか」と主張しても、
重力、電磁力ともに現象は確認されています。
「未」とは、いまだ説明できないことを指します。
しかし、霊はそのスピリチュアリストの頭の中だけにしかありません。
存在が確認できないものは、科学とは言えないのです。
しかし、実際に霊を見たと主張する人にとっては納得できない話でしょう。
実は霊体験は、いくらでも生成することができます。
というのは、皆さんの日々の体験は、全て五感を通しています。
五感を通じて、ものが見え、音が聞こえ、
また美しいとか醜い、美味しいとかまずい、
あるいあ気持ち良いとか痛いなどを感じています。
私たちにリアリティは五感を通したあとに、
我々の脳内に表現された現実世界の情報で成り立っています。
この情報は、第三者の介入的な方法、
もしくは自分自身の思い込みで簡単に変わります。
もちろん本人の確認に記憶がかかわっているため、
過去の経験が現実をつくります。
そういった情報を全て排除して、
ありのままの現実世界を認識できる人は一人もいません。
そのリアリティが本物であるという根拠は一つもありません。
つまり、その体験が幻である可能性だってあるのです。
これについては、第五章で詳しく述べています。
そちらも参照してください。
私は体験を生成することができると言いました。
体験の生成には、二つのケースがあります。
一つは、自分で勝手に生成するケース。
もう一つは、他人に生成されるケースです。
そして、それらはいずれも幻覚、つまり幻覚や幻聴です。
物理的に計測されたことがなく、
またそれぞれの宗教や文化ごとに、
それぞれ似通った姿の霊が見られています。
ここから導き出される結論は一つ。
霊は、文化的な幻覚です。
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苫米地さんの見解ですが、
「まぁ、科学者の視点だとこのように見えるのか」
程度に考えていただければと思います。
私は2008年にこの本を読んで、
ずっと霊など存在しないと思っていました。
しかし、悪神の邪気が強くなっていくに連れて
霊とは言えませんが、それに近いものが存在している
ということがわかるようになりました。
と言うか、体感を通してそのような認識に変わっていった
というのが正直なところです。
私が霊の件で苫米地さんの主張が間違っている
と思う理由は他にもあります。
苫米地さんはこの本を書いた時、
占い師の友達がいて絡みがあったそうです。
（この本にもしっかり書かれいました）
この本を書いた時、苫米地さんは
悪神の影響を受けていた可能性が高いと思います。
毎年、8月になると心霊現象を見る人が増えますが、
これは霊と言うか、故人の魂が関係していて、
成仏できていない魂が悪神に利用されて、
その家族たちに幻覚を見せているのだと私は認識しています。
見え方は人によって違って、
オーブという形で見せられる人もいるようです。
撮影されたオーブの画像を見ると強い邪気が出ていて、
「あぁ、悪神に利用されたんだな」とすぐにわかります。
オーブというのは特に注意しなければいけなくて、
「神秘体験した！」などと思ってしまうと
潜在意識が破壊されてしまいます。
Googleの画像検索に出てきたものですが、
このようなオーブは要注意です。
ものすごい邪気です。
私はオーブが出る原因となっているものは
成仏できない故人の魂もしくは悪神によるカルトへの誘い
だと思うのですが、存在していると証明することは難しいです。
科学の限界を超えてしまっている現象だと思います。
オーブの波動を感じるとか、
現在の科学では説明できないと思います。
「波動というものは体感することが可能である」
と言ってもなかなか理解してもらえないと思います。
なので私は波動を体感できる人を育成することにしました。
地道に育成したいと思ってます。
200人～300人くらい育成すれば
物理などに長けた人も出てくると思いますし、
いろんな分野に長けた人が出てくると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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