winter is here II --冬のおとずれ II--
日に日に寒くなるモントリオール。
いよいよ本格的な冬のはじまりが
この街にも訪れてきた。
12月になった途端、一気に冬景色に変身。
街もキャンパスも真っ白。
上の写真は、モントリオールの中心を通る
Sherbrooke通り。
パーキングメーターに雪が・・
【Montreal】
歩道にも雪がたくさん。
転ばないように注意して歩かないと。
McGill大学経営学部のビル。
ビル入口のサインも雪が。
【Montreal】
粉砂糖をまぶしたみたい。
お菓子の国のよう。
【Montreal】
雪が止み、晴れるとこんなに明るい。
緑のキャンパスが、銀世界に。
いよいよモントリオールも冬だと
実感する今日この頃である。
burn out --燃え尽きた症候群--
11月30日締め切りの課題を提出。
あまりの多忙さに、もはやburn out。
燃え尽きた症候群になりそう。
もう一つ大きいプロジェクトが残っている。
これでもって、MBAの秋学期は終わり。
私の冬休みの予定。
●エアロスミス(前座Motley Crue!)のコンサート
●NHL観戦
●ニューヨーク1週間旅行
●トロント1泊旅行
その他、送別会など。
できれば、スキーも行きたいなと計画中・・
残り少ないフルタイム学生生活。
貴重な時間を有意義に使いたい。
【追記】
学校の友達にエアロスミスのコンサートに
行くと話しをしたところ、
「いいな~!」
とのリアクションが返ってくると思いきや、
「Are you kidding?!」
と、爆笑される。
そんなにおもしろい?
文化の違いか?
私だったら指をくわえていいなあ~と
思うだけなのになあ。
ということで、今日からAerosmithの
歌を復習しているreismである。
my 34th birthday --34歳の誕生日--
11月30日。
何を隠そう私の誕生日だ。
34歳。
信じられないけれど、周りから見たら
十分大人な年齢だ。
毎日の生活で精一杯な今日この頃。
自分が年を取っていることを
さほど意識していないが
こうして誕生日を迎えると実感が湧く。
33歳の私は、どうだっただろう。
去年の今日のブログ を読んでみる。
33歳の決意。
以下の決意をしていた。(詳しくは、こちら )
【33歳の決意】
Resolution 1: 運動してキレイになる!
Resolution 2: 食わず嫌いをしない!
Resolution 3: 時間を賢く使う!
実際に守ることができただろうか。
ひとつずつ採点してみたいと思う。
Resolution 1: 運動してキレイになる!
運動は、残念ながら、あまりしていないが
食事に気を使ったり、若さを保つ努力は
一応していたつもり・・
一方、キレイになったかどうかは
率直なところ、自己評価するのは難しい。
こればかりは、自己満足の世界。
でも、今の自分が好きでハッピーである
事実には、間違いはない。
ということで、合格!(欽ちゃんの仮装大賞15点通過風)
を自分にあげたいと思う。
Resolution 2: 食わず嫌いをしない!
これについては、モントリオールに来てから
多様な文化のクラスメイトと交流し、
柔軟性を培うことができたと思う。
ということで、これについては、
ハナマルだ!
しかも、ハナマルは、NHK三波伸介・減点パパのような
豪華なハナマルだ。
(超マニアックな例えで失礼!)
Resolution 3: 時間を賢く使う!
この決意についても実行できていたように思える。
まず、今年の6月までは、働きながらのMBAで
超多忙なスケジュールをこなしてきた。
モントリオールにきてからの約5ヶ月も相当忙しく、
重ねてインターネットのない自宅という環境下で
時間の使い方の戦略をフレキシブルに変えてきた。
何事にも落ち着いて対応できていたと思うので、
はなまるマーケットだ。(←オヤジギャグ失礼)
ということで、33歳の365日は、決意を守り、
とても充実した1年だった。
書ききれないほど、たくさんのいいことがあり、
ここで報告がしたいところだが、
現在課題の途中につき、別途報告させていただくとしよう。
また、34歳の決意・・
こちらについても、次回発表したい。
christmas is coming II --もうすぐクリスマス II--
私が毎日聴いているラジオ。
Q92FM 。
フランス語圏のケベック州だが、
英語のラジオ局だ。
この週末からクリスマスソングが
流れ始めた。
隣国のアメリカが感謝祭を迎えると
いよいよ北米全土で、クリスマスモードに
突入するわけである。
(ちなみに、カナダの感謝祭は10月。)
Q92 FMは、モントリオールNo.1ラジオ局である。
No.1だけあって、選曲も最高!
私は、ノンストップで曲を流す
北米のラジオが大好き★
特に、このQ92は、私のツボにはまる曲、
つまり'80年代~現在のヒットを流している。
恐らく、リスナーのほとんどが私と同じ年代以上
なのではないかと思われる。
さらに、街の中でもこのラジオ局を
BGM代わりに流しているお店やレストランも多い。
タクシーの運転手もQ92リスナーが多い。
ということで、誰も彼もがQ92を聴いている模様。
このラジオ局は、インターネットでも聴くことが可能だ。
ご興味のある方は、以下の手順でぜひ聴いてみよう!
【Q92をインターネットで聴く方法】
(1) http://www.q92fm.com/ へアクセスする
(2) トップのCherやロッド・スチュアートのバナー下にある
メニュー「LISTEN LIVE」をクリック
(3) ポップアップ画面が表示され、ラジオ局が再生される
残念ながら、ご注意いただきたいのは、
時々「Disconnect」(切断)されることがあるので、
再生ボタンを押すことが必要だ。
何はともあれ、団塊世代ジュニア世代(30代前半)には
とってもイージーリスニングなラジオ局。
ぜひ、日本にいる皆さんもお試しあれ!
almost there! --あと2週間!--
秋学期(9~12月初旬)のスケジュール。
私の秋学期の最終日は、12月4日。
最終日まで、残すところ約2週間。
というわけで、終わりに近づくにつれ、
先週からFinal(期末)のレポートの提出やら
試験、プレゼンテーションが毎日のようにありました。
恐らく私にとって、今の瞬間が、
昨年6月に始まったMBA生活の中で
一番のピークなのかもしれません。
さらに、これまでにお伝えしておりませんでしたが、
実は、自宅にネットの環境がありません!
学校のネットを使うために、次のような生活を
この2週間送っていました。
【reismがここ最近送っている1日の流れ】
午前8時 起床
午前8時~8時半 朝食
午前8時半~10時 身支度及び昼夕のお弁当準備
午前10時~10時半 通学
午前10時半~午後12時 課題・勉強タイム(1)
午後12時~12時半 昼食
午後12時半~2時半 課題・勉強タイム(2)
午後2時半~4時 授業
午後4時半~6時 課題・勉強タイム(3)
午後6時半~9時 授業
午後9時半~午前3時 課題・勉強タイム(4)
午前3時~午前3時半 帰宅
午前3時45分 就寝
・・と、ご覧の通り、毎日のように明け方近くまで
勉学に勤しむreismなのでした。
マシーンのように働くreismであるものの、
やはり日中は、目がガーフィールドのように
なっていました。
【ガーフィールド】
考えてみたら、1日の半分、
約12時間勉強しています。
授業も入れたら、15時間半。
こんなに勉強していたら、
頭がよくなっていてもよさそうですが、
私の場合は、例外です。
時おり、発狂しそうになります。
さらに、これまでどこでもインターネットしていた
私でしたので、ネットが自宅にないのは、超痛いです!
でも、ネットがないことによって、
生まれてくる利点もありました。
私と同じようにネット環境がないという
お馴染みのクラスメイトたちが
いつも学校で一緒になるため、
親睦を図ることにつながりました。
学校で会うたび、
"Welcome back home!" (お帰り)
という挨拶を交わすほどです。
この生活も残すところ
あと2週間。
これまでになかった
ハードなスケジュールが終了し、
あとは坂を下るところにきています。
来年の1月からMcGill MBA Japanの
プログラムに復帰すると、
2科目だけの履修となるので、
現在の6科目に比べ、グーンと楽になります。
というわけで、本当に辛い毎日ですが、
あと2週間のラストスパートを
がんばろうと思います。
はい。
もちろん、楽しみながら!
a warm message --温かいメッセージ--
先日、私が履修している科目の教授から
突然メールが届いた。
内容は・・
学期当初の頃に比べ、私が授業で必死に
発言していることについて、
「英語が第二ヶ国語で大変だと思うけど、
よく頑張っているね。
いい発言をしてくれて、ありがとう。」
といった、温かいメッセージだった。
何とも嬉しい言葉。
涙が溢れそうになる。
これまでにカナダでの在住経験が
あったとはいえ、優秀なクラスメイトが
参加する授業についていくのは、
正直なところ、チャレンジングである。
MBAでの授業は、教授による一方的な
講義だけではなく、異なる人種、
そして多様な職歴のバックグランドを持つ
クラスメイトたちが互いの相違点を
確認したり、意見を交換する場でもある。
つまり、参加型の講義というわけである。
それぞれの学生たちが持つ
アイディアを交換することが、
授業の価値を高めることにつながる。
というわけで、唯一の日本人として、
また一個人としての意見を持って
授業に参加することが必須になるわけだ。
自分の意見や主張を持つということは、
海外生活を送る者にとって、
あらゆるシーンにおいて必要とされる。
振り返ってみると、今回の留学では、
毎日のように自分の考えを整理する作業や
情報収集をしていたように思える。
というわけで、留学生活が始まり、
日々努力をしてきたのも無駄ではなかったと
思い直すことができるメールだった。
教授からの温かいメッセージ。
教授にとっては、たわいもないことなのかも
しれないが、私にとっては、とても大きなご褒美だった。
本当に嬉しい。
これからも授業で積極的に
価値のある発言をしようと思うのであった。
christmas is coming --もうすぐクリスマス--
もうすぐクリスマス。
まだ11月中旬ですが、
モントリオールのダウンタウンに
暖かいイルミネーションの光が
灯されています。
【Montreal】
先日、お伝えした冬のおとずれ と
同じMcGill College通り。
夜になると、寒々とした景色が一変。
急ぎ足で歩いていても、
ここを通る時ばかりは、
スローモーションになります。
そして、目を細めてぼんやり光を眺めてみます。
課題やグループワークでの活動で
忙しくピリピリしている毎日ですが、
ホッとする瞬間です。
今年のクリスマスは、
日本に帰国する予定。
今から帰国が楽しみに
なってきているreismです。
group project --グループプロジェクト--
MBAでの授業。
ほぼ全ての科目において、
グループプロジェクトの課題が
出される。
私は、現在5つの科目を履修しており、
5つのグループプロジェクトを実施。
すでに1つの授業は、終了しているため
残りの4つでグループプロジェクトを
現在も遂行していることになる。
グループプロジェクトの人数は、
たいてい4~6人で構成される。
グループのプロジェクトの内容は、
学習目的によってまちまちだが、
レポートを作成するか、
クラスの前でプレゼンテーションをするかの
いずれかに当てはまる。
このグループワークでの経験は、
とても学ぶことが多い。
なんといっても、どんな形においても
貢献することが必要となる。
個人個人のスキルセットが異なるため、
グループ内でお互いの弱みと強みを
理解しておくことが重要だ。
そうすることによって、お互いがどこで
どのように貢献すればよいのか、
感じ取りながらプロジェクトに取り組めるわけだ。
もし、プロジェクトに対する十分なスキルが
ないという場合は、他のメンバーと頻繁に
コミュニケーションを図り、グループに
ついていく努力をする必要がある。
一方、このようなメンバーに対しては、
他のメンバーがサポートしてあげるということが
グループワークでは大切な学習経験になる。
しかし、グループによっては、
機械的に業務を均等に配分し、
各々が担当箇所を済ませ、
最後に統合させて終了ということもある。
たいていチームワークのあるグループであれば、
統合してから、互いの結果を評価し、
最終版に磨き上げる作業が発生する。
この最終段階が、グループダイナミクスを発揮する
チャンスになるわけだが、この作業を怠ると
グループとしての学習経験の意味がまるでなくなる。
ということで、グループメンバーの構成によっては、
大変インタラクティブになる場合もあれば、
全く交流がないままプロジェクトが終わる場合もある。
先日も記したが、グループでのパフォーマンスは、
chemistry (化学) によって、
多様な結果が生まれてくるわけだ。
私が日ごろから感じるのは、
MBAでの学習内容とグループでの経験を
最大値に持っていくように、互いが貢献する
姿勢を持つことが大切だということ。
もちろん、これはグループのメンバー
ひとりひとりが同じ認識を
持っていなければならない。
メンバーに温度差がある場合は、
ある程度、同じレベルのモチベーションになるよう、
お互いを鼓舞しあうことが必要なのではないかと思う。
そして、何といってもグループメンバーが持つスキルと
存在に感謝することと、他のメンバーから学ばせてもらう
という謙虚さを持つことも大事である。
これは、グループプロジェクトだけでなく、
組織(会社、学校、家族、団体)において、
常に共通していえることなのではないだろうか。
MBAで課されるグループプロジェクト。
MBA取得のために、ただ理論や数式を
”勉強”するだけではなく、
人間組織での振舞いを”学び”、
個人の学術の強化と人間としての成長を図る
場所であると感じる今日この頃である。
click! --意気投合!--
MBAの授業で知り合ったクラスメイト。
北京出身のステキな女性。
37歳。
22歳でアメリカに渡り、
会計学の修士課程を終了。
その後、ウォールストリートで
CPAとしてキャリア街道まっしぐらな
人生を送ってきたという。
とても優秀かつ波乱万丈な彼女。
第一印象は、ちょっと堅い人のかなと
思いきや、ところがどっこい
猛烈におもしろい人だった。
初めて話した瞬間から
魔法のように
click (意気投合)。
信じられないが、初めて話したその日に
12月に一緒にニューヨークへ行こうと
いうことになった。
以前、アーティクルに記載したが、
人と人との関係は、まさに
昨日、初めて一緒にご飯を食べに行くと、
更に意気投合。
お互いのポジティブなエネルギーを
交換しあい、会話がエンドレス。
不思議なくらい人生観や価値観が一致。
生まれも育ちも全く違うのに
家族と話しているような錯覚を覚えた。
まるで、夢を見ているようだった。
何億人もいる地球で、
価値観の合う人と出会えることは、
そうそうない。
こういう出会いは、本当に奇跡 だと思う。
ありがたいことだ。
そして、この出会いを大事に
していきたいと心に誓うのであった。







