曲を仕上げていくための練習方法 | ピアノが上手くなりたいんです。

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アマチュアピアノ愛好家のブログ。
発表会で次々生まれる黒歴史や、上手くなりたくて色んな書籍やメソッドを試してみた結果を書いています。

テクニックに特化した基礎練習ではなく、

曲を仕上げて行くためにどうやっていけば良いのか。

長年悩んでいます。

色んな方のブログを拝見したり本を読んでみても

なかなか書いていないです。

 

以前読んだ「成功する音楽家の新習慣」には、

いきなり演奏せず

まずは楽譜を黙読せよとか色々書いていて参考になりましたが、

最初に楽譜の黙読……したくない(笑)。

 

いきなり弾きたい。例え仕上がりが遅くなっても。。無気力びっくりマーク

と何故かものすごい心理的抵抗が出るので、

いきなり弾くようにしています。

 

 

緊張対策とかも書いてあって、とても良い本です。

 

 

 

さて。

現時点の私はこんな感じで曲に取り組んでいる、というのを書いていきますね。

 

 片手ずつ、譜面を読みながらいきなり弾く・同時に譜読み

 全部ではなく出来るところまでやって、目印の付箋をつけておく。

 難しい曲だと1日に2小節しか進まないこともあり。

 

 「ここまで」と書いた付箋が先生に見つかると高確率でくすっと笑われる。

 

 

 知らない(正確にはいま記憶にない)指示用語は調べて意味を書いておく。 

 1ページ目に書いたのに、

 後のページで忘れててまた書くこと多数。ちょっぴり落ち込む瞬間。

 

 

 

 パッと見わからない音はシャープペンシルでがっつり音を書いておく

 

 括弧ナチュラルって何なのさ!

 よくわかんないから音で書いておく。ミだよファだよ。

 ああ、わかりやすい♪

 

 

 

 永遠に解決しないシャープ・フラット多すぎ問題。

 弾いてるとわかんなくなるし、臨時記号など頭がついていかない。

 パッとみてわかるように書いておく。スッキリ。

 

 自分で考えて指番号も振っておく。

 練習を進めるとこっちの方がいいかーと変わることもあるが、

 現時点のものを書いておく。

 先生に直されることもちょいちょいあり、

 それは絶対無理な運指!と最初は抵抗を感じるが最終的には先生が正しい。

 

 

②片手ずつ全体が通せるようになったら、両手で合わせる

 大曲だと、①からここに到達するまでに1~2ヶ月要することも。

 

 1回の練習では、右1回通し、左1回通し、両手で1回通して、

 計3回弾くって感じ。

 もうそれだけで時間いっぱいのことも多いが、

 余裕があれば弾きにくい箇所の部分練習をする。

 

 弾きにくい箇所はちっちゃい付箋を付けておく。

 自分の練習の目印でもあり、先生に弾き方を質問するための目印でもある。

 しかし、そのうえから先生に指示を書き込まれ、

 弾けるようになった後も付箋を外せなくなることがちょいちょい起こる。

 

 

 

 ②を繰り返して両手である程度できるようになったら・・・

③1回の練習で、両手1回、右1回通し、左1回通しの順番に変える

 この期間が結構長い。難曲だと数か月に渡ることもザラ。

 片手の部分練習も時間があればやる。

 一生弾けないんじゃないかという箇所が見つかって挫折しそうになるが、気にしないことだ。

 

 

 両手である程度スムーズにできるようになったら・・・

④1回の練習で、自己最高速度で両手1回、ゆっくりで両手2回に変える

 

 時間が無いときは、最高速度1回のみのことも多い。

 一生弾けないんじゃないかの箇所が、ほんのちょっとだけ弾けたりして嬉しくなる。

 

 音源も参考にしながら、自分としての曲想を固めていく。

 曲にドラマチックなイメージづけをしすぎてしまい、勝手に感極まること多し。

 

 

⑤曲全体をいくつかのパートに分けて構成を頭でイメージする

 多分、上級者は譜読み前にやるやつ真顔あせる

 

 

⑥発表会など日程が決まっているものは、

 残りの期間どう過ごすか練習スケジュールを見直しておく

 曲をざっくり3つのパートに分けて、ここからここまでは〇月に仕上げて、

 最後1ヶ月は暗譜に取り組んで……みたいな。

 しかし、大概基礎の部分が思うように上達せず時間がなくなり、

 未完成のまま本番を迎えることとなる。

 

 

⑦本番がある曲の場合は、

 その日の練習でいきなり対象曲を弾くという練習を

 一定期間繰り返す

 ハノンなどの練習曲は飛ばして、いきなり弾く。

 ウォーミングアップがない状態での演奏に慣れるようにする。

 

 

書いてみたら、意外と沢山あった。

誰かの参考になると良いな。

もっと良い練習も探求したい。