2018ドイツ&ちょっとだけフランスの旅 (ニュルンベルク編) | 破産&離婚の完全どん底→好きなことしてたらお金の余裕も出てきた人のブログはこちらです。

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結婚生活から逃げたくて、慣れてない起業をするも失敗。離婚もし、何もかもを失い文字通りゼロから人生再スタート。在宅で翻訳したりブログ書いたりしてます。

そろそろ旅人生活再スタート、かな?

英検1級/TOEIC990点/通訳案内士/直傳靈氣療法士

今日は同行者の方々と行ったニュルンベルグ。

ミュンヘンから普通列車で2時間程西に行った所にある街です。

連れて行ってくださった方がミュンヘンに住んでいるので
ドイツ語ができる方が一緒だと頼もしい^_^!

その方のおススメで

バイエルンチケット、という格安チケット購入して
いざニュルンベルグへ🚇

ドイツに限ったことではないですが
人数やら行き先によってはとってもお得な乗車券を
知ってるか知らないか、って
すごく大きいですよねー。

このバイエルンチケットに関しては
地元ドイツ人もよく使うみたいで、

でも、その使い方が日本とは一線を画すのです笑

たしかに1人で普通にチケットを買うと
£22くらいかかるのですが
例えば5人まで一緒に使えるバイエルンパスだと
一枚€43 (1人€9程)で行けちゃう。
そりゃこっちの方がいいですよね、どう考えても。

で、ドイツ人はどうするかと言うと

ねーねー、一緒にバイエルンチケット買わなーい??

と全く見ず知らずの人に声を掛ける 笑

で、いいね!ってなれば一緒に買い、ワリカン。

絶対とは言わないけど、まあ日本では見ない景色です。

生粋の日本人としては、

で、誰がそのチケット持つの?

相手が持つとして
もし列車の中でその人が消えたら?
ってか乗る前にいなくなったりしたら???

なんて最悪を予想してしまう私。。。

まだワリカンしよう、と声をかけられたことはありませんが
かけられたとしても、YESというかどうか、、、

多分 NOだろうなぁと思います。。。

さてさて、無事に列車に乗り約2時間で
Nürnberg Hbf (ニュルンベルク中央駅)到着。

在来線で二駅ほど戻り、本日のメインイベント

ツェッペリンフェルトへ。

ここは知る人ぞ知る
(ナチスの歴史好きなら当たり前の😅)
ヒットラーが大演説を行った地。
その一部が残っていて、演説台に登ることができます。
この建物の屋根の上には大きな鉤十字がのっていた
のですが、敗戦後にそれだけが爆破されたそうです。
ここに熱狂的な支持者が集まり
ヒットラーを讃える大行進、大声援の中
彼が演説をした場所。負の遺産です。

今は広大な広場が目の前に広がっており、
今はきれいに芝生がひかれ、人々が好き好きに過ごし、近くにはサッカースタジアムもできています。
⬆️この写真でもどれだけ大きな建物か
ざっくりとでも分かっていただけると思います。

私もこの演説台に立ってみたのですが
目の前のことの広大な広場にひしめく人々が
熱狂的にヒットラーを讃える声を上げていた、
と想像すると、なんとも言えないゾッと背筋が凍る思いでした。

民衆の力ってすごいものなんだな、と。
良くも悪くも国の歴史、人の人生を左右する。
盲目に信じてしまう事の危うさ、恐ろしさ。

海外の多くの学校では、
Critical Thinking(批判的な思考)を
小さい時から学び実行します。

これは、ただなんでも批判的に見る、ということではなく

目の前の情報、事例を
見たまま聞いたまま鵜呑みにするのではなく

それは本当に正しいの?

と疑問を持って見て、自分なりの考えや答えを見つける

というものです。

最近では日本でも、少しずつですが
この言葉が聞かれるようになりましたよね。

でも残念ながら、私が子供の時は

先生の言うことは絶対間違ってない。
親の言うことや偉い人の言うことは黙って聞くもんだ。

みたいな風潮がしっかりの根強いており
だから私にはこのCritical Thinking の概念さえなかった気がします。

大人になり、海外の友人が増えるに連れて
彼らからこの考え方を学ぶことで
遅ればせながらも少しずつ
習慣付いてきているかなという所です。

日本人ってだから
伝統を守る、年長者を敬う、礼儀を重んじる、
とかってとっても大切にするし、とても自然にできていると思います。

これっていわゆる、日本人らしさ、として
他国の方々からも、素晴らしい!とお褒め頂きますよね。
私も日本のこういうところ大好きだし、
心から誇りに思うし、これからも大切にしていきたいし
大切にしていってもらいたいな、と思います。

ただ、

疑問を持たず盲目的に、信じてしまう。
疑問を持たず(もしくは声に出さず)従ってしまう。

そういう部分ありますよね。

例えば何らかの法案が通ったとしても

偉い先生達が時間かけて話し合って
専門家の人達がこぞって調べた結果に
その人達が決めたことだから
間違っているはずがない

と、深く考えず、自分で調べず

そういうもんなんだ

と受け入れる。

特に私たちの親世代くらいの方に多い考え方かな
って思います。

私達アラフォー世代ってちょうど

大学くらいからインターネットが流行り始めたくらいの年代だから

アナログ時代とデジタル時代の両方を知っている。

私はこれ、とっても幸せな事だと個人的には思ってます。

だって、良くも悪くも
ネット情報を疑ってかかるってことを
割と自然にできるから。

私達の上の世代は、
インターネットは怖い。嘘ばっかり。詐欺師ばっかり笑
と毛嫌いする人もいる。

私達の下の世代は
ネットの世界とフィジカルな現実の世界との境目が
なくなるほど自然な存在になっている。

両極端な中、私達アラフォーはバランス最高❣️笑

ネットでほぼなんでも知れる時代。
デジタルネイティブが社会を動かす時代になりつつありますよね。

玉石混淆の情報の中からちゃんと

自分で考えて、疑って、検証して、納得してから
その情報を受け入れる。

日本の学校でも是非積極的にCritical Thinking
の教育と訓練をやっていってほしいって思います。

そんなことを考えながら次はナチス党の博物館へ。

ここはもう、真面目に淡々とナチス党があんなに大きくなるまでの全てを
丁寧に説明している博物館でした。

同行者の皆さんは(私とお一人の娘さん・大学生)を除き
皆マルっとまとめて歴史マニア。

博物館にあることはほぼ頭に入ってます。

みたいな人達。
(文字にすると余計に異様ですね 笑)

それでもたっぷりと時間をかけて見てはったので
何か新しく学ぶことがあったんでしょうねー。

私は感情の生き物なので、

ナチス党の若い党員のさわやかなな笑顔が忘れられません。

あとは、、、

あまり覚えていません😅

疲れたのは確かですが、
訪れて、ざっくりとでもその、結果的には負の歴史、を見ることができて良かったと思います。


さて、いい加減お腹が空いたので

皆でニュルンベルク市街に向かい
ここに来る観光客はもうもれなく行く!
という、炭火焼ソーセージ(もちろん!ドイツですから笑)のお店へ😊


これは日本のソーセージよりちょい大きめ
くらいの日本人にちょうどいい大きさ 笑

しかもめっっっちゃ美味しい❣️❣️❣️

私はザワークラウトが苦手なのでよくわかりません
でしたが、ここのザワークラウトも美味しいそうです。

やっぱり名物は本場でしか食べれないのがいいよね〜
なんて楽しく話してたら

なんか、難波の高島屋で食べれるって聞いたよ。

と衝撃の一言が!!!

マジで?!?
うーん、なんだろう、、、複雑なこの寂しさ。。。 

嬉しいけどでも、そんなに簡単に手に入って欲しくない。。。

わかるかなぁ、この複雑なオトメゴコロ。。。笑

真偽のほどはまだ???ですが

機会があれば高島屋のデパ地下、見に行ってみようと思います^_^


そんなこんなで、さらにもう一軒飲みに行き、
9時頃にミュンヘン 到着。

次の日は、今回の旅の一番の目的、大好きな大切な友達に会うために
ベルリンに移動です😁

ではまた明日〜