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野ざらし1人旅~漂泊への憧憬~

西行の漂泊の旅に憧れ、主に青春18きっぷを使い、いろいろな景色を巡って1人歩き続ける旅の記録

出雲坂根駅を出ると列車は三段スイッチバックで山を登り、三井野原駅に向かいます。

 

前方に見える小屋に左側の線路から入りって一時停止。運転士が反対側の運転台に移り、右側の線路から出ていきます。

このあと、奥出雲おろちループというらせん状の国道付近を通るのですが、ループ状の道路は見えず。

途中赤い鉄骨が印象的な車道がありましたが、おそらくこれが国道の一部なのかなと思います。

奥出雲おろち号が走っていたときは、スイッチバックもおろちループも名所として案内していたそうです。

 

もしかしたらループが見える場所で一時停止したり、徐行したりしていたのかもしれません。

 

せっかくの観光スポットなので観光列車が通らないのはもったいない気がします。

 

ただ1日3本しか走らない区間です、廃線も議論されているので、仕方ない面もありますが。

 

ここを過ぎると、終点の備後落合駅まではあと少し。2年ぶりの再訪になります。

 

 
 

 

 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

出雲横田駅を出ると、延命水まであとわずかで到着です。2駅先の出雲坂根駅内にあります。

 

ここで1つ問題があります。この区間は1日3本なので、出雲坂根駅で一度降りると、次の汽車を待つと3時間待ちになります。

 

なので駅に着いたらすぐ飲みに行ってすぐ戻るという計画を立てていました。

 

乗っている11:14発の備後落合行きの汽車は、出雲坂根駅で10分停車時間がある唯一の便です(他の列車は5分未満)。

 

駅につくと小走りに向かいます。水が飲める場所は駅構内と駅から少し離れた道筋にあります。

 

駅構内は、写真の通りに整備されています。自由に飲んでいい状態で開放されています。

並ぶことになると汲めなくなると思ったのですが、あまり知られてないのか、閑散としていました。

 

延命水の由来は、樹齢100年の古狸がこの水を飲んでいたことによるものだそうです。

中央の白い岩に管が通されていて、そこから水が流れ出ていますのでペットボトルに汲んですぐ戻りました。

観光列車奥出雲おろち号が走っていたとき、この延命水は観光名所になっていました。

 

なので十分な停車時間が取られてゆっくり飲むことができたそうですが、前の記事に書いた通り運行終了になっています。

 

後継のあめつちは、勾配の険しいこの区間を走る性能がないらしく、出雲横田駅どまりになっています。

 

短い停車時間で、行列ができたら困ると思っていたのですが、幸い水を飲みに来る人は少なく助かりました。

とはいってもせっかくの名所が見過ごされているのはさみしい気もします。

 
 

 

 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宍道駅を出るとほどなく眼前に草むら、遠くに山々という風景が広がってきます。10月ですがまるで夏景色のようです。

しばらくすると、木次駅に到着。宍道~木次間は1日11本走っていますが、ここから先は1日7本と減っていきます。

左側の「木♥」という駅看板も利用促進を狙ったアピールの一環だと思いますが、知名度はこれからといったところ。

 

さらに進んでいくと、対向に青い列車が見えてきました。観光列車あめつちです。

あめつちは、鳥取駅から出雲市間を走っているのですが、米子~出雲横田間も走る便もあります。

 

もともと奥出雲おろち号という別の観光列車が走っていましたが、車両老朽化のため2023年11月に運行終了しています。

 

そのため、自治体とJR西日本が協議し、あめつちを後継列車として運用し始めたという話になっています。

 

汽車はゆっくりと走り、人気のない山間部をさらに進んでいきます。山奥に鉄道を敷いた情熱たるや一方ならずです。

出雲横田駅に着きました。ここから先の終点備後落合駅までの間は1日3本とさらに減ります。