生態系への影響は? | 零細企業の闘魂日記

【雌に不妊もたらす蚊を“大量生産”中国の感染症対策】
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000226600.html
「世界最大の蚊の工場」と呼ばれる中国の研究所で、感染症対策として雌の蚊の不妊を引き起こす細菌に感染した雄の蚊を大量生産する試みが始まっています。』
 
『おびただしい数の蚊が飼育されているのは広東省・広州市の研究所です。』
 
『中国メディアによりますと、この研究所では不妊を引き起こす細菌に感染した雄の蚊が一日あたり500万匹生産され、世界最大の蚊の工場と呼ばれています。』
 
『感染した雄と交尾した雌が不妊になることから蚊の数を減少させる効果が期待されています。』
 
『この蚊を使い、広東省の複数の島で行った実験では、デング熱などを媒介するヒトスジシマカをほぼ全滅させることに成功したということです。』
 
『研究所の担当者は、この細菌に感染した蚊に刺されても人間が不妊になる可能性はないと説明しています。』
 

不妊化した雄の蚊を放出することにより個体数を減らすこの方法は中国が初めてではない。オーストラリアで精力的に研究され、ブラジル、コロンビア、インドネシア、グァテマラでも実際に行われた。利用する細菌はボルバキアである。(Wolbachia pipientis)

 
まあ、それにしても一日500万匹とは・・・。
新型コロナウイルスの起源が疑われる中国で、このタイミングでの報道は、何か気まずさを感じる。