「むつかしい、むづかしい、むずかしい日本語」 | 零細企業の闘魂日記

【「ふいんき」「いちよう」「うる覚え」 日本語の間違い生じる4つの条件】
https://www.news-postseven.com/archives/20210411_1650042.html?DETAIL
『SNSなど現代人はテキスト(文字)でコミュニケーションを頻繁にとる。そんなとき、目につくのが「言葉の微妙な間違い」だ。「永遠と(延々と)」「うる覚え(うろ覚え)」「いちよう(一応)」「みよじ(名字)」などは、よくある間違いとして見慣れてきたが、「警察駄々(警察沙汰)」「レンシレンジ(電子レンジ)」などは、もはや「なるほど!」と感心さえさせられる。』
 
『国立国語研究所の石黒圭教授は、「間違った言い方が採用されるのは、頭を使わずにできるだけ楽をして言おうとした結果です。よく言えば効率的、悪く言えばサボり。これがネイティブ・スピーカーの本能です」と言う。』
 
『「1つは、『布団をひく(布団をしく)』『ふいんき(ふんいき)』『いちよう(いちおう)』のように、間違った言い方のほうが、発音が楽な場合です。』
 
『次に、『怪獣電灯(懐中電灯)』『舌づつみ(舌つづみ)』『責任転換(責任転嫁)』のように、似た音が干渉する場合。こちらは、子どもが語を類推するときに起こりがちです」(石黒教授)』
 
『「3つめは、『永遠と(延々と)』『うる覚え(うろ覚え)』『息統合(意気投合)』のように、元の語の意味が音からイメージしにくい場合です。漢字力・語彙力が不足していると、『えんえん』『うろ』『いき』が何か、音から漢字を思い浮びません。』
 
『4つめは、新人採用の『青田買い』『青田刈り』とするように、間違った言い方でも意味がそれなりに通る場合です。』
 
私も普段からたくさんの間違いをしている。
単語や言葉遣いの間違いのみならず、文章のねじれなどもある。
なるべく一文が70文字程度に収まるように心がけているが、それ以内の短文ですら怪しい
さて、記事にあるような間違いというか変化とでもいうのか、しばしば私も戸惑う
 
京都出身の私は「七条」を「しちじょう」ではなく「ひちじょう」「寒い」も「さむい」ではなく「さぶい」と聞き覚えていた。旧友らとの会話では今もそのように発音している。
 
学校の授業で習って覚えていることを挙げると…。
「新しい」。本来は「あらたしい」だが、現代では「あたらしい」。
「眞子の手」が「孫の手」に。
「独擅場(どくせんじょう)」が「独壇場(どくだんじょう)」に。
「しだらない」が「だらしない」に。
などか…。

 

また、記事では専門家が間違いの起こる4つのパターンを説明しているが、国語を教えられた年代によっても違っているケースがある。
たとえば、「こんにちは」「こんばんは」。「こんにちわ」「こんばんわ」と記す人も多い。
濁音では「ぢ」「づ」から「じ」「ず」を使うようになってきた。