確かに人格も人間性も年齢に関係ないわなぁ…。 | 零細企業の闘魂日記

【茂木健一郎氏 〝鼻出しマスク〟受験生が40代の報道に「問題の本質は何も変わらない」】
https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/news/2636091/
脳科学者茂木健一郎氏(58)が18日、ツイッターを更新。〝鼻出しマスク〟受験生の年齢が40代と報じられたことについて自身の見解をつづった。』
 
『17日に行われた大学入学共通テストの第1日程で、マスクを鼻を覆うよう何度も注意したのに従わなかった受験生失格になった。茂木氏は同日ツイッターで「試験結果無効のような重大な結果をもたらす判断をする上ではお粗末。杓子定規のロボット試験監督による人権侵害だと私には思える」と大学入試センターの対応を批判していた。』
 
『その後、受験生の年齢は40代で、係官の指示に従わなかった上に不正を告げられると会場内のトイレに立てこもったことから、かけつけた警察官によって退去させられた、と詳細が報じられた。この報道にネット上では「高校生かと思ったら40代なの」「おじさんが現役生、浪人生の邪魔するなよ」と受験生を非難する声が多くあがっている。』
 
『これに茂木氏は「鼻出しマスクで試験が無効になった方が40代だったという報道がありましたが、問題の本質は何も変わらないと思います」と改めて大学入試センターの対応には問題があったことを主張。』
 
『続けて「大学に行くのに何歳じゃなければいけないということはありません。年齢で人を判断するのはエイジズムです。」と受験生へ批判に対して警鐘を鳴らした。』

「問題の本質は何も変わらないと思います」
何を言っているのか?
失格になった受験生が40代(49歳)だということが分かって、“問題の本質”もうひとつ増えたのだ。
 
第一の“問題の本質”「ルールを守らなかったこと」
今年の共通テストには53万人以上が臨んでいる。
そのなかにはカンニングや制限時間後の解答などの不正が発覚した事例があったが、マスクの着用法で6回+αも注意を受けたのはこの受験生だけだ。
しかも、理由を述べずに「指示には従わない」という意思表示までしている。
それ自体が極めて異例であり、合理的な理由を告げずに監督者の指示に従わないということであれば失格は覚悟の上と見なすべき。他人が擁護する隙はどこにもない。
 
第二の“問題の本質”「他の受験生に迷惑がかかったこと」
監督者も注意の仕方が難しかったと思うが試験中、こうもたびたびくだらないやりとりがあったら、周りの受験生は集中も途切れただろう。もし私が一般の受験生なら、どんなヤツが反抗しているのか興味津々となっていたに違いない。
 
失格の受験生が40代(49歳)だったということによって増えた“問題の本質”「40代にもなって物事の分別も付かず、自分の行為の“問題の本質”が分からないのか?」という問題である。あまつさえ、茂木健一郎氏のように逆張り商法のように迷説を唱えてメディアに取り上げられるという始末。