赤星とクラフトセレクトの新作
“赤星”はサッポロラガービールの別名で、
サッポロビールのラベルに描かれた北海道開拓史のシンボル、
北極星をデザインしたものだといわれている。
そのサッポロラガービールが7月に数量限定で発売された。
またサントリーのクラフトセレクトシリーズの、
7月の新作は“セゾンビール”で、
他社でもセゾンビールの限定商品が発売されている。
最近のは流行りなのだろうか。
以下、缶のデータと試飲の感想を記しておく。
○サッポロラガービール
SAPPORO LAGER BEER。2016年7月12日、数量限定発売。
現在は熱処理を施していない生ビールが主流だが、
明治の黎明期に誕生したこのビールは熱処理によって、
瓶内の雑菌を殺菌するという方法が取られている。
古くから飲まれていたビール本来の苦みを堪能できる仕上がりになっている。
キャッチコピーは「サッポロビールの歴史は、今から140年前、
1876年、北海道の開拓使麦酒醸造所からはじまりました。
翌年に生まれた『札幌ビール』(サッポロラガービール)のラベルに掲げられた赤い星は、
開拓史のシンボルである北極星です。
その後、ラベルの赤い星から、『赤星』という愛称で呼ばれ、
日本で最も歴史のあるビールブランドとして、長く愛され続けています。」とある。
原材料/麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ。アルコール分約5%。
100ml当たりの栄養成分/エネルギー・・・40kcal、たんぱく質・・・0.3g、脂質・・・0g、
糖質・・・2.9g、食物繊維・・・0~0.1g、ナトリウム・・・0mg。
○クラフトセレクト・セゾン
CRAFT SELECT SAISON。2016年7月5日発売。
飲み口は独特の味覚があり、香りも十分に楽しめる仕上がりになっている。
「香り彩るビール」と書かれ、「限定醸造」である。
キャッチコピーには「パッションフルーツを思わせる香りと爽快な後口。」とある。
また味の評価として実際にはビールグラスのデザインでその評価が以下のように書かれている。
「旨み ●●●●●
香り ●●●
苦み ●●●
ボディ ●●」
さらにシリーズの説明として「クラフトセレクトは世界の多彩なビアスタイルを通じ、
個性的な味わいをシリーズでお届けします。」とある。
原材料/麦芽、ホップ。アルコール分約5.5%。
栄養成分(100mlあたり)/エネルギー45kcal、たんぱく質0.4~0.6g、脂質0g、糖質3.1g、
食物繊維0~0.2g、ナトリウム0~7mg。