『グランドホテル/カルーセル輪舞曲』観てきました | Tomorrow is another day.

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宝塚、そして望海さんへの想いを中心に綴っています。その日までも、その日以降も、一緒に走り続けたい!
雪組中心の全組観劇派。宝塚が日常の日々に憧れるアラフォー社会人。
ゆるゆる~と、観劇感想や日々のことなども書いていきたいと思います。

昨日、11時公演観てきました。



素晴らしかったです。
新生月組の底力を感じました。

グランドホテルは、初見なので、
初演の時とどう演出が変わったのか全く分かりませんが

古いブロードウェイミュージカルのイメージで観に行ったので、すごくスタイリッシュでビックリしました‼
ガイズの時はかなり古くささを感じたんですよね…。正直…。(演出とか、脚本がね)


印象としては、宝塚!って感じがあまりないかなぁ。外部のミュージカル観てるみたい。掃除婦マダム・ピーピーのなっちゃん(夏月 都さん)の滑舌がよすぎて、一瞬、四季?とか思う。そこだけね!
銀橋は使わず、一番最後にちょこっと使用
これは残念だったけど、
あの演出に必要ないというか、舞台の空間を大事にしてるんかな~と。
セットはイスやバーや柱を上手く使って空間を仕切って場面転換してて、面白かった。

さて、キャスト感想です。
う~ん。あまりネタバレしないつもりなんですけど、ちょっとでも知りたくないという方、ご注意下さいませ。


フェリックス・フォン・ガイゲルン男爵
たまきち(珠城 りょうさん)

すごく、よかった。
若くて浅はかで、でも魅力的で。
ちゃぴたんが年増の女を演じてて、ひとまわりくらい?年下の男の子に惹かれるって設定ですけど、
そりゃ、そうなるわ!な感じで。
再演にあたって、主役変更してて、お披露目の正月公演にこんなダメ男…。
とは思いませんでした。
とても魅力的だった。


エリザヴェッタ・グルーシンスカヤ
ちゃぴ(愛希 れいかさん)

ちゃぴたんのは流石です。
もう、あの落ち着いた声。
もう若くなく、人気も落ちて、気力も自信も失ったプリマバレリーナですが、気品漂う大人の女性
もう、素晴らしい!このちゃぴたんを観るだけでもリピしたい。

オットー・クリンゲライン
みやちゃん(美弥 るりかさん)

みやちゃん、とても存在感がありました。
初演では主役なので、役としての魅力はもちろんあるでしょうが
すごく作り込んでいて、余命幾ばくもない冴えない男
だけど、人柄の良さがにじみ出る、チャーミングな男性でした。


ヘルマン・プライジング
みつるくん(華形 ひかるさん)

やっぱりすごくお芝居上手だなぁとは思いました。ただ、追い詰められた感じではなくて、普通に悪い人なんじゃ?と思わせてしまうところは、脚本の問題でしょうか?


運転手
としくん(宇月 颯さん)

え?としくん、運転手だったの?
やからみたいだったよ(笑)
それくらい凄みのきいた、借金取り。
とても色気のある男性だったなぁ~。


フラムシェン
早乙女わかばさん
がんばった!
ちょっとおバカで可愛らしくて、
でもとっても人の良い
金髪でお人形みたいなわかばちゃん。
お歌がもうちょっと上手かったら…。
ちょいちょい、緊張感がただよったわ(笑)


エリック・リトナウナー
あーさ(朝美 絢さん)

お芝居とっても良かった~。
グランドホテルにとって、希望の光みたいな?あっ、希望の光は赤ちゃんか…。
誠実な好青年て感じで。


ラファエラ・オッタニオ
ありちゃん(暁 千星さん)

滑舌すごくよくなってた~。
歌も上手。歌声がいいよね~。声量も抜群で、ラファエラの心の叫びって感じがよくでてました。
セリフの声が男役の声で、そこはちょっと、アレですが…。
ありちゃんは、元々セリフの声が高いところをやっと克服?してきたのに、ここでまた女役って大変だなぁと思ったり。
役作り苦しんでる感が垣間見れてしまったので、今後に期待です!

演出のこととかも、書きたいことはあるのですが、もう1回観る予定なのでその後に。違うパターンで観れるのでとってもラッキー。たまたまとっただけなのに、ツイてるなぁ~。

そして、長くなったのでショーの感想は次回に!