『今年の暑さは今までにない暑さ』なんて、天気予報で言ってたのを思い出しました
ってのはとっくに通り越して、体調が悪くなっております。
1日目は雨でしたが、後の3日間は降られずに済みました。
目的も果たし、おいしいものもいっぱい食べて満足でしたが、超絶疲れました
でも、北海道はとてもいいところ。
景色は雄大だし、食べ物は美味しいし。
また行きたいです
9月まで宿泊はしないので、なが〜く旅行記を引っ張るかもしれませんが
、しばらくお付き合いくださるととってもうれしいです。
先日の続きです
この旅行で一番楽しみにしていた・・と言っても過言ではない、ドラマ『北の国から』の、黒板五郎さんの家巡り。
前にも書きましたが、私はこのドラマが大好きで、3回通して観ていたんですが、北海道に来る前にももう1回通して観て、おさらいしました。
（敬称略）
黒板五郎・・・・田中邦衛
黒板純・・・・吉岡秀隆
黒板蛍・・・・中嶋朋子
東京で暮らしていた黒板家は、奥さんの令子（いしだあゆみ）の不倫をきっかけに、親子３人で五郎さんの故郷（富良野の麓郷）に引っ越します。
ドラマを観ていない方、興味のない方にとってはつまらない記事だと思います。
ごめんなさい。
ドラマで使われた黒板五郎さんの家は、富良野の街から車で30分弱の麓郷（ろくごう）ってところにあります。
9:30からなので、風のガーデンを9時ごろに出発しました。
麓郷に着いて思ったのは、とてもきれいなところだな・・と。
こんなところで生まれ育ったら、人間も真っ直ぐ素直に育つだろうな、って感じました。
でも冬はとんでもなく厳しいみたいなので、忍耐強さも育つでしょうね！
雪子おばさんが純くんと車に乗っている時、大吹雪で遭難したお話がありましたが、あれは倉本聰さんが実際に経験した話に基づいているそうです。
曇り空だし
写真の腕もイマイチなので
あまりきれいに見えないですが。
きれい〜って言葉が
自然に出ちゃう雄大さです。
北の国からツアー 第３弾
拾ってきた家ーやがて町
麓郷に着いて、まず、最初に現れるのが、こちらです。
すぐに見つけられます。
廃材を拾ってきて作られたから、『拾ってきた家』
古くなったら捨てて、新しいものを買えばいいという考えに疑問を持つ、倉本聰さんらしいアイデア。
でも捨ててあるもので作ったとは思えない、住みやすそうでなかなか素敵な家でした。
すみえちゃん（なかちゃんの娘）がこんな家に住みたい！って言ったのもわかります。
受付で入園チケットを買います。
３施設行けるチケットで1200円。
単独チケットもあります。
この絵ハガキ、買いました〜
昔は絵ハガキって、観光地だと
どこでも売っていたんだけど、
最近は少なくなりましたよね。
五郎さんのニット帽があったので
買ってあげるって言ったのに
断られちゃいました。
チッ
朝一番だったので空いてます。
雪子おばさんの家
純たちのお母さんの妹の雪子おばさん（竹下景子さん）のために、五郎さんが作った、アトリエ兼住居。
ドラマの中で、五郎さんと雪子おばさんがあらぬ噂を立てられたので、五郎さんが気を使ったのかも。
雪子おばさんはニングルテラスの森のろうそく屋さんにお勤めしていますが、他にもいろいろ、手作りのものを作るのがお好きみたい。
立派ですよね〜
中も素敵でしたよ。
スニーカーを履いていたので
靴は脱がず、覗いただけです。
なのであまり写真がなくて
ごめんなさい。
詳しく紹介してある方のブログを
貼っておきますね。
すみえちゃんの家
五郎さんの一番の親友で、親戚同様のなかちゃん（地井武男さん）
中畑木材を経営しています。
その娘のすみえちゃん。
純くんたちとは子供の頃よく遊びました。
そのすみえちゃん（中島ひろ子さん）と婚約者（柳葉敏郎さん）が、雪子おばさんの拾ってきた家を見ていたく感動し、作って欲しいと五郎さんに頼みます。
なかちゃんの奥さんのみずえちゃん（清水まゆみさん）の乳がんが再発し、あとどれくらいの命かわからないということで、完成を楽しみにしているみずえちゃんのためにも、村の人にも手伝ってもらい、完成させるのを急ぎます。
奥さんのみずえちゃんの葬儀の後、なかちゃんが鼻水垂らしながら号泣するシーンが、リアルで印象的な凄いシーンでした。
なかちゃんを演じる地井武男さんご自身も、奥さまを乳がんで亡くしておられるそうで、倉本聰さんは、『あれは演技でやっているのではなかったと思う』と言われていました。
左に見えるのは、スキー場の
ゴンドラを使ってあるそう。
テラスルームみたいで素敵ですよね。
純と結の家
倉本聰さんは続編も考えてあって、先に純と結（内田有紀さん）の家も作っちゃったんですね〜
諸事情で続編の夢は叶いませんでしたが、小説だけでも出して欲しかったな〜
絶対に買うのにぃ
使わなくなったバスの車両を
使ってあるそうです。
新婚さんの家らしく
明るく素敵なお家
五郎さんの四番目の家
台風で潰れてしまったので
なかちゃんの木材倉庫を
借りて住んでいた。
四番目の家になります。
アキナと言うワンちゃんも
飼っていました。
アキナ
は、絶対、
中森明菜さんからとったに違いない
倉本聰さんは、自分の飼っている犬に
『山口』と名付けているそうで。
ほんとは『百恵』にしようと
思ったんだけど、
奥さんに反対されたそう。（笑）
次に飼ったワンちゃんには
『三浦』と名付けたそうです。
（爆笑）
五郎さんが今でも住んでいるみたい。
生活感が溢れますね〜
合掌
麓郷の森
３カ所の施設は、それぞれ車で５〜10分くらいです。
でも駐車場から結構歩きます
廃材となった電柱で作った丸太小屋。
二番目の家になります。
上で純くんたちが寝てましたよね〜
丸太小屋は全焼するんですが
それはそのために作ったものだそうで。
なのでドラマで使われた小屋は
健在です。
でも古さは否めませんけどね。
丸太小屋が焼失した後
住んだ、三番目の家。
上には純くんが五郎さんの
誕生日プレゼントに作った
風力発電装置も着いています。
五郎の石の家
こちらも駐車場からかなり歩きます。
私、舐めていました
結構疲れた〜〜
純のためにお金を使ってしまい
石ならいくらでもその辺にある！
と、拾ってきた石で作った家。
五番目の家になります。
ぶうぶう言いながら歩いてきましたが
でも実際見ると感動〜
シュウちゃん（宮沢りえさん）が
ここに座ったシーン、
よく覚えています。
五郎さんはシュウちゃんのことを
ものすごく気に入っていたけど
結婚するというシュウちゃんのため
純の住所を教えなかった。
シュウちゃんの幸せを
願ってのことでしょう。
五郎さんのジャンバーが
かけられていて、軍手や手拭いも。
生活感ありますね〜
歩いていくと現れる、
最初に移り住んだ家。
廃屋同然の納屋を
自分たちの手で住めるようにしました。
このドラマの原点。
感動が蘇り、とても満足でした。
裏話などを知りたくて
本を買っちゃいました。（古本です）
一番のおすすめは、『獨白』
倉本聰さんが、演劇塾OBライターへの
講義として話された内容だそうです。
裏話も満載
さて、五郎さんの家めぐりは、予想以上に時間がかかっちゃいました
大急ぎで回っても1時間ちょっと。
ゆっくりだと2時間くらい見ておいた方が良さそうです。
お昼ご飯のお店に急ぎますよ〜〜
つづく・・・