誰にでも、この世に生を受けて生まれ持ったモノがある。
先天的なソレを、私には幼稚園の入園前の健康診断で指摘されるまで自覚なく、両親さえも気づく事が無かった。
ソレとは…右目の先天性白内障だった。
当時、保険適用外。
まして、眼内レンズの耐性年数の問題から、様々な大学病院の門を叩いてもサジを投げられたのだった。
それからの私は、他人とは違うんだということを突き付けられてしまうのだけれど、私にとってはこれが当たり前の事だった。
就職活動中、その事実を告げるや否や、人事担当者の顔が曇るのが如実過ぎだった事も経験していた。
いつもいつも、何かしらの足かせになっていた事には違いなくて、30歳代後半になって、やっと手術を受ける決断をした。
40歳代後半の今、段々と視力低下と老眼が強くなっていき、ここ数ヶ月の悩みになっていたので、今日の午後に数駅先にある眼科へ行く。
検査や診察後に、迷った末に眼鏡の処方箋を出して頂いた。
すると、帰宅後不思議なモノで、手術1年半後に作った眼鏡が壊れたのだった。
しばらくの間は、母が使っていた100円ショップの老眼鏡を💦
先天性白内障に関しての記事は、いつかじっくり書きたいと思います。