帰省旅行④ | 三月を一年とする猫 遅咲きの花が咲く頃 吹く風にヒゲもゆれて

三月を一年とする猫 遅咲きの花が咲く頃 吹く風にヒゲもゆれて

「大器晩成型」と言われ続けて ( ^^) _旦~~ 不定期ゆっくり更新

私の叔父(母の弟)と母と私を乗せた車は山刀伐峠(なたぎりとうげ)越えをして、母の生家のある地域・最上町地区へと入っていきます。
峠越えをし始めるあたりから雨が降り出していきます。途中からは、なんとアラレにも降られる始末。雨だけではなく、アラレまで(笑)。


二男四女の6人兄弟・姉の内の四女にあたる私の母、三女の姉が唯一の関東圏内に住んでおりますが、他は山形県内最上町地区に居り、そのうち今年の前半に一番上の長女が亡くなっています。

怒涛の田舎の挨拶まわりは、この伯母(故長女)宅から始まって、生家を守る伯父(長男)・オバ(母にとってイトコにあたる)宅を廻って、各お宅でおもてなしを受けます。事前に「なにもしなくても良いからご挨拶とお線香上げさせてね」と告げていたにも関わらず、其々のお宅でのおもてなしの凄いこと!

食卓に上がるのは、今や全国区となった「玉こんにゃく」や賞味期限一日という「千本だんご」、吹き味噌やお新香も各お宅で味がちがうのですが美味しい。
何より、私の大好きな「しそ巻き」が!




私も母も、勿論叔父のお腹も胃もたっぷんたっぷん!!w
オバ宅で伯母(次女)と合流、叔父とはここまででお別れです。

「おんつぁん(叔父さんの方言)、ほんてほんてありがてかった!」

これから先の運転役は伯母、二泊目となる宿へと向かいます。伯母の紹介で簡易宿泊施設「りんどう」の予約を取っていたのです。
ここは、スポーツ公園やバーベキュー、合宿などで自炊も出来る温泉施設で、伯母の強い申し出もあって自炊プランの予約とした為に、一旦スーパーマーケットに立ち寄って食材を買い足し温泉宿へと到着するのでした。

一泊目とは違い、浴場は日帰りの一般客も同じで宿泊客のみの場所はなかったのですが、どうもうまいこと貸切状態になって母も大きくてぬるめのちょうど良いお風呂に満足気です。
お風呂から上がって着替えをしていると、ちょうど他の女性客が入ってきました。その方は、お風呂に入る少し前に私が廊下でご挨拶を交わした地元の方のようでした。
私や母、伯母の関係を話すと、自然と地元話に花が咲きます。
母の旧姓でもある「大場」さんというその女性、そう、最上の地域は「大場」姓が多いんです。
女性も伯母を見て「なんだかどこかでお会いしてるんじゃないかしら」なんて仰っていました。

 

まだまだ続きますヽ(^o^)丿