元旦から被災された皆さまには、お見舞いを申し上げます。

まだ余震も続く状況で落ち着かないと思いますが、

1日も早く穏やかな日が来るようお祈り申し上げます。

 

 

 

 

年末のニュースで気になることが2つありましたので、ご紹介します。

 

 

 

ひとつは、

2024年から、父母両方の苗字を子供につけることができる、というもの。

 

これまでのオランダは、お父さんかお母さんのどちらかの苗字を選ばなくてはいけませんでした。

 

それが、今年からはどちらの苗字も出生証明書に登録できることになったそうです。

 

日本も早くそうならないだろうか・・・

そうすれば、女性の名義変更の負担はグッと減るでしょう。

 

 

ちなみに、2023年のオランダで新生児につけられた人気の名前は・・・

 

男の子 → Noah ノア

女の子 →Julia オランダ語読みでユリア

 

ノアは5年連続の人気No.1。

 

人気とわかっててもつけられるくらいなので、相当な人気のようです。

 

 

 

 

ふたつ目は、

2023年を表すオランダ語として、「greedflation」が選ばれたことです。

 

日本でも、1年の世相を表す漢字が毎年決められ、2023年は「税」だったとか。

 

オランダの場合は、それが

 

「greed 欲」+「inflation インフレ」=「greedflation」

 

という造語です。

 

企業が収益増と利益拡大の手段として過剰な値上げを行うことによるインフレを意味しています。

 

 

まさしく、コロナ明け頃から2023年のインフレはかなりのものでした。

 

しかも、EU圏でもオランダが一番インフレ率が高かったのです。

 

例えば、トイレットペーパーは、私たちがオランダに住み始めた7年前と比べて、60%も値上げしています。

 

 

 

他にも、「Treitertaks いじめ税」が候補にあがっていて、軒並みつり上がる価格と、税金を正しくない、フェアではない、と感じている人は多いようです。

 

 

 

ただ、会社員の賃金や最低時給はきちんと上げられています。

 

2023年の賃上げ率は6.5%でした。

 

 

物価が上がるのに給料は上がらない、という日本とはその点が違いになりそうです。

 

 

2024年、企業は昨年より低い率でのさらなる賃上げを予定している、と言います。

 

しかし、これ以上賃金を上げると、インフレをまた加速させるとして、オランダ中央銀行は警鐘を鳴らしています。

 

 

 

 

 

 

さて、今年はどのような年になるのでしょう。

 

2023年から、「やりたいことリスト100」を書いています。

 

今年も、半分の50個ほどはやりたいことを挙げました。

 

その中に、日本への一時帰国と、親の肩揉みをする、も入れました。

 

2月ごろを検討しています。(来月じゃん!)

 

 

 

 

みなさまにとっても、実りと幸多き年となりますように。

 

 

我が家の愛犬、にこの写真とオランダの風景を少し紹介しています。

 

よかったらご覧ください。

 

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