オランダはもうかねてよりPIN(ピン)での支払いが一般的なんです。

 

日本でいう、デビットカード払い、のことですね。

 

私たちが来た2016年にはすでにそうでした。

 

 

 

なので、基本的に出かけるときは、スマホオンリー。

 

支払いはすべてスマホ。

 

という感じだったんです。

 

 

 

しかし、今月、現金を使わないといけない、いや、正しくいうと現金を使っておこう、現金で支払っとこう、という波が来てまして、久しぶりに現金を使って買い物をしています。

 

 

 

にっこり現金での買い物で良いこと

  1. 使った金額をしっかり把握することができる。
    お金が減っていくことが如実にわかるので、子供にはまず現金を持たせたいですね。
  2. ・・・もうない
 
 
凝視現金での買い物でよくないこと
  1. 現金が使えるレジが少ないので、並ぶことが多くなる。
  2. PINで支払うと、アプリ内で家計簿計算みたいなのをしてくれるので、簡単にお金を管理できる。
  3. お財布やバッグを持ち歩かなくてはいけない。
    しばらく持たない生活にしていると、お財布をどこに置いたか/入れたか不安になる。
  4. 100ユーロ以上が使いにくい
 
 
今回の記事は、この4番の「100ユーロ以上が使いにくい」が一番言いたいのです!!!
 
 
 
単純に考えると、日本の1万円札にあたる100ユーロ。
日本では1万円札がお財布に入っているのは普通だし、使えますよね。
 
なんなら、あの、自動精算機みたいな機械でも1万円をしっかり読み込んでくれるはずです。
 
 
 
 
 
今朝のスーパーでのひとコマ。
 
100ユーロで支払おうとした私に、
店員「他に小さいのない?」
私「・・・(お財布の中身を確認して)ないの・・ネガティブ
 
そこで、店員は同僚に100ユーロを50ユーロ2枚に両替してもらい、しぶしぶ対応してくれました。
 
店員「朝は100ユーロとかあつかうの難しいのよ」
私「午後だったら大丈夫ってこと?」
店員「・・・みんな小さいお金で払うから〜
   これでわかったでしょ、次はもうないからね」
 
 
って感じで終了。
店員さん、丁寧語で話してくれてるのかもしれないけど、私にはこう聞こえた真顔
 
このスーパーでは、先日の買い物で、100ユーロでの支払いが可能かを確認しておいたんです。
その時の店員さんは、
「(偽札じゃないかを)2回チェックするけど、まあできるわよ」
と言ってくれてて、の今日コレ。
 
そもそも、100ユーロをいっさい受け入れてくれないお店も多い中、ありがたいはありがたいんですがね。
 
 
 
 
 
ユーロって、100ユーロ、200ユーロ、500ユーロって発行されています。
 
でも、ただでさえ現金の流通が少ないのだし、どうせ使えないのなら、本当にやめてしまったら?と。
 
日本のように簡単に両替できるような機械もなく、銀行で手数料を支払って両替するのもめんどくさいですし。
(そもそも両替してくれるのか確認してませんが)
 
 
 
ちなみに、現金を銀行口座に入金すればいいやん、と思ったかもしれませんが、入金手数料がかかります。
 
引き出しは、無料なんですけどねーいやーおかしくない?煽り
 

 

 

本屋さんにて太宰治の英訳本を発見しました。

 

左が、「道化の華」、右が「人間失格」。

 

当の本人は、自分の本がこんなデザインでオランダで売られているなんて予想していたでしょうか。

 

(タイトルとまったく関係ない写真ですみません)ネガティブ