上の子の髪が長いのを見ているせいか、下の子も髪を切りたくないと言っていました。

 

3歳の弟は8歳の兄のマネばっかりしたがります。

 

それだけでなく

  • バリカンの音が怖い
  • ハサミで切られるにしても、切った髪でかゆくなるのがイヤすぎる

と、とにかく髪を切ることに対してネガティブな思いだらけだった弟なのです。

 

おかげで髪は無法地帯。のびのび〜。

 

 

もう少し小さいときは、多少泣いてても髪を切ったこともあるのです。

けれど、骨太で力強く成長している弟は、3歳にもなると大暴れでケガをしてしまいそう。

 

 

日本ほどではないにしろ、暑い日もあるので、

「髪切ろうか?」

「短いの、いいね〜涼しいよ〜」

 

などと誘導をしていました。

 

 

 

夏休みに入ってすぐに、兄が髪をボブスタイルの整えた時がチャンスと思い、

 

「髪切りたくなった?ちょっと切ってみる?」

 

と聞いてみました。

 

親の思い届かず・・・。

 

 

 

ところが、夏休みも残りわずかという時。

 

「かみきるー」

 

と自分で言ってきたではありませんか。

 

しかも、兄と同じ髪型にしたいとのリクエストつき。

 

これほどスムーズに進んだヘアカットはありませんでした。

 

 

 

短くなったヘアスタイルもお気に入りの様子。

 

 

子供といえども人間ですもの。

タイミングってあるんですよね。

 

忙しいとついついそれを忘れてしまうし、

いつも子供の趣向につき合えるわけではないけれど、

気長に待てる時は待つほうが上手くいきますね。

 

 

それと同じかどうかはお子さんにもよると思いますが、

 

兄は日本語補習校もやめて、サッカーなどの習い事も休みで、

ゲーム三昧の夏休みでした。

 

朝のちょっとした時間に算数をちょっとやろうと言っても、まったく乗ってこない。

 

漢字ドリルを少しやってみようと言っても、聞いてやしない。

 

 

けれど、ゲームの中の漢字だったらなんとなく読めていたり、読もうとしていたりするんですよね〜。

 

「なんて読むの?どういう意味?」って聞いてくる。

 

非常にポジティブ。

 

 

それが少し背伸びしたレベルの漢字であろうとも、

興味があれば自然と読めるようになるんだよな〜と。

 

オランダに住んでいると、小学校3年生だから3年生の漢字を読めなくてはいけないこともない。
 

 

他にも、ゲームの中でのスコア計算やらコイン計算はサクッとできちゃったりするんですよね〜。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこで、日本のAmazonからこのような算数ドリルを買いました。

 

「うちの子もゲームなら話聞いてくれるんだけど」、と思っている親御さんがいれば、試して欲しいドリルです。

 

 

マインクラフトのビジュアルは、どうも親ウケは悪いように思っていますが、

子供の創造性と想像力をかき立てるのにひと役買っていることは認めます。

 

 

時代が変わるので、やり方も変わっていくんですよね。

 

 

という、子供の「やりたい」「やりたくない」を尊重するとうまくいく、というお話でした。

 

 

ちなみに、オランダに移住したての7年前。

上の子の「遊びたい」「帰りたくない」を尊重しすぎてドツボにハマっていたのは私です。

何事もバランス、ほどほどに、笑。