日本から一緒に来たペットのにこが、オランダの動物病院で手術を受けることになりました。

 

 

 

 

臀部にできた塊を除去する手術です。

 

 

 

お尻にできた塊が、あれよあれよという間に膨らんで、卵大くらいの大きさになってしまいました。

 

細胞診をしたところ、脂肪腫のようですが、取って調べるまでは断定できないとのこと。

 

ちなみに、毛がないのは、超音波検査のために剃毛したからです。

 

 

 

臀部の腫れ

 

 

通常、肛門周りにできる塊は、(犬の場合)会陰ヘルニア、というものだそうです。

糞尿をするのに支障が出ることがあるとか。

 

 

超音波を受けた動物病院でも、塊のある位置から断定的に「ヘルニアだ」と言われましたが、

かかりつけの獣医は、にこがトイレをすることには問題ないことから、

脂肪腫だとみているようです。

 

 

 

 

脾臓の中の異物

 

 

この脂肪腫を調べる際に、臀部から腹部の超音波を受けたのですが、

約1年前(急性膵炎の時)にも指摘のあった「脾臓」(ひぞう)の中の異物か何かが、

まだ消えずにありました。

 

 

1年前よりやや大きくなっているそうで、脾臓ごと摘出する必要があるとのことでした。

脾臓すべてを摘出しても問題はないそうです。

 

 

むしろ、このまま放置すると、脾臓の破裂による貧血や体内で出血多量の場合は死に至るとのことでした。

 

 

 

待ち構える2つか3つの手術

 

 

獣医的にはこの脾臓の手術をまず行うべきとの見方でしたが、

その間にもお尻の塊はどんどん大きくなっていきました。

 

その塊が体内で何かを邪魔しているのか、ウンチをするのに時間がかかったり、

形が平べったくなったり、うさぎのウンチみたいな短いものが増えてきました。

 

そこで、まずはお尻の塊を取ることになりました。

 

しかし、もし、塊の部分を開けて、ただの脂肪腫ではなく難しい手術になりそうな場合は、

一度閉じて、外科手術を専門とする動物病院に行かなくてはいけなくなりそうなんです。

 

それに、その後には回復期間をあけて、脾臓摘出の手術も待ち受けています。

 

できるだけ小さなにこの体に、負担にならないようにしてもらいたいので、

細胞診通り、ただの脂肪腫であることを祈るばかりです。

 

 

 

 

てんかんと麻酔

 

 

昨夏から、てんかんの薬を飲んでいるにこ。

 

 

幸い、投薬後はてんかんの症状が出ていませんが、

てんかん持ちでも負担のない麻酔を使ってもらえるそうです。

 

 

 

10歳のワンコ

 

10歳目前から、てんかん、急性膵炎にかかってきました。

 

お尻のこぶが重たいはずなのに、本人はとっても元気で、よく食べ、よく寝ています。

 

 

子供たちも成長し、にこのことを気遣ったり遊んだりする様子がみられます。

 

子供の小さい時に、さみしい思いをたくさんさせたであろうにこには、まだまだ元気でいてもらはなくては!

 

これからもっと一緒に楽しい時間を過ごせそうなので。

 

 

オランダで受ける初めての手術になりますが、うまくいったとお知らせできるといいです。