うちの子供の通うモンテッソーリスクールで一番嫌いなこと。
それは12時から13時までのお昼休みに、親が交代で子供たちを監督することです
それが、巡ってきました、今年度2回目の当番。
今回は、私の心の声と共に、その日の様子を書いてみます。
お昼休みは、先生たちにとってもお昼休みなので、学校によっては外部に依頼して親がお金を払ったり、お昼休みは家に帰ったりします。
ところが、このモンテッソーリスクールでは、親が子供の様子を見に(?)、交代で子供たちの世話にきています。
年にたった2〜3回の当番なのですが、
何が嫌かって、オランダ語しか通じない子供たちとのコミュニケーションが苦痛なのです・・・。
私のオランダ語もマシになっていますが、日本語ですら訳のわからないことをいう子供たちの相手はあまり楽しくありません
私のオランダ語の指示に、「きょとん」な子たちを目の前に、泣けてきますワナワナ
でも、当番に来た他の親は、(日本ではなかなかあり得ないけど)子供と体を寄せ合って校庭をうろうろお話しながら昼休みを過ごしていたりして、なんだか幸せそう
*学校の友達と遊ばないの?!(超日本人の母、心の声)
そんな様子をいつも仲睦まじく見ていた私。
私だってうちの息子と昼休みデートしたいけれど、
日本人アイデンティティなのか、学校の友達の前で親とべったり抱き合って歩いたりしてくれません。
ちょっとでもこの当番を楽しく終わらせたい私は、保育園がお休みだった下のチビを連れていってみました
チビの分もお弁当を持っていって、
兄貴たちに囲まれながら食べ始めました。
*教室の中でニット帽も耳あてもしたままでOK。
授業の話ちゃんと聴こえるの?!(日本育ちの母の謎)
オランダの小学校に黒板はなく、大きなスクリーンがあります。
私の知る限り、多くの小学生は、お昼休みにこのスクリーンで動画を見ながら食べています。
動物の映像や、算数の映像。
年齢が上がると、Youtubeのマインクラフト動画を見ているクラスも知っています。
*学校でゲームの動画?勘弁してよ。お友達と話しなよ〜(昭和育ちの母の心の声)
12時15分には、食べ終えた子から外遊びへ。
遅くとも12時20分までには食事を終えさせて、お外へ誘導するのも当番の仕事です。
*絶対いうこと聞かないヤンチャたちがいるのよ〜モンテッソーリとか関係ない、子供は子供(やや鬼な母の声)
と、話を聞かない子たちの相手をしている間に、下のチビがいない!!!
この学校は車の通る道路に囲まれているので、飛び出したら危ない、とやや焦っていたら、いたいた、いました。
デーーーーーーーーーン。
兄ちゃんに馬乗りで、遊ばせようとしません。
お友達が笑ってくれているのが、さらにチビをマウントポーズへと駆り立てたよう
*あ〜こんなんでソファに座るから汚れるよね〜(ソファの汚れの原因を目の当たりにして泣きの母)
なんとか引き離したけれど、兄ちゃんの後を追いかけたいと泣く、わめく。
*tanomu, haha ha kurou suru tameni kimi wo turete kitawakeja NAI.(オランダ語に脳内やられる母)
なんとか走り回ってやや疲れさせたら、今度は「おなか へた〜」とチビ。
*しめしめ(にんまり母)
ちょうどいいところにベンチがあって、
「ここに座ってお弁当食べたら?」
と言ったら、
「ん」
というので。
*あとはご自由に〜よし、残り10分で終わりだっ(一応当番に戻る母)
枝を持って遊ぶこと、
お友達にパンチなどをすること、
など、危険なことは本人に伝えてやめさせなくてはいけません。
たいていの子は鬼ごっこみたいな追いかけっこやサッカーをしていますが、
目に入ってきたのはうちの子が、クラスメートと殴り合いみたいなことをやっていること!
しかし、本人たちは「ポケモンごっこして遊んでいる」と言って、続けます。
パンチが当たっているわけではなかったし、男の子はこういう力試しが大好きだから・・・
と思っていたら、昼食を終えた担任の先生が寄っていっていました。
*注意されたかな〜(先生に言われたらやめるっしょ、の母)
そんなこんなで、下のチビに大きく気を取られている間に1時間はあっという間に終わりました。
*ほっ(次の当番までしばらく安堵の母)
2歳のチビに気を取られたクラスメートたち。
*今回はあんまり子供たちに絡まれなかった!よし!(大人の母、弱...)
次回は4ヶ月後。
またこの作戦がいいのかもしれないな〜と思っているのでした。
*モンテッソーリは子供の自立を促すすばらしいメソッドです(こんなくだらない記事でモンテッソーリを誤解されたくない母の最後のあがき)