ここのところ第二子の妊娠出産、育児を追う記事ばかりだったのですが、
オランダへの移住についてお問い合わせいただくことも多く、
たびたび自分たちの移住時へと頭がプレイバックしているので、
今日はちょっとオランダ移住について書いてみたいと思っています。
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「移住考えています!」という方が、このコロナ危機の最中にもいらっしゃいます。
このような未曾有の事態だから、「やめておいたら?」とは思いません。
吉となるタイミングは人によって違うでしょうし、リスクの裏にはコロナによる「旨味」も隠されていると思います。
その旨味を探り当てていらっしゃるのなら、どんどんチャレンジするべきだと思います!!
お問い合わせいただく多くの方は、その旨味が見えていないのだろうという印象を受けます。
だから、移住したいけれど、どうしたらいいですか、もしくは、何を生業にして生活すればいいかわからない、というお問い合わせが多いです。
お問い合わせいただく方を個人的に知っているわけではないので、手前勝手な回答をお返しするわけにもいかず・・・
・・・私の脳みそは4年前のあの頃へプレイバックさせられます。
自分たちは移住前後どうだったかな、と。
何を考えて移住に踏み切れたのだろうか、と。
私たち家族は、決して手堅い方法を選んで用意周到にオランダに乗り込んだわけではありませんでした。
生活状況、社会福祉、教育などを調べうるかぎり調べ、オランダに住んでみようかという話が持ち上がって半年ほどで日本を飛び出し、今に至ります。
どうやって生活しているのですか?と聞かれます。
実は、オランダでの生活を支えてくれているのは、子供でしかありません。
私たちにとっては、ここで子供を育てる楽しみがあるので、彼らの成長をみられる喜びが、自然と活力になっているのを感じます。
つまり、私が伝えたいのは、オランダでもどの国でも、日本のどの地域でもいいのですが、
ここに住みたい!
と心から願っているのであれば、自然と体や脳が動くのではないか、ということなのです。
これは何も移住に限ったことではなく、
肌が乾燥してきてひどいからどうにかしたい、と思うと、基礎化粧品を変えてみようかと調べて試してみたり、いつもより30秒長く化粧水をパッティングをしたり。
少し脇腹についてきたな〜やばいこのままじゃ!と思えば、していなかった腹筋を急にやり始めたり、インスタで#ダイエットとかなんとかチェックしてみたりしませんか。
「こうしたい」「ああなりたい」
という願いは、人に聞くだけでは絶対に叶えられません。
必ず本人が、「よし」と情熱をかけないと成し遂げられないんじゃないかなと思います。
この「情熱」が欠けると、
今の安定した暮らしと比べて恐怖感が増したり、
やっぱり自分にはできないような気がして移住者のブログを読み漁るだけで終わってしまったり、
一方で現在の状況に満足はいかない、だけど未来も不安だと八方塞がりのままただ時間だけが過ぎてしまったり、
といった状況に陥るのではないでしょうか。
4年間を振り返ると、
歩けど歩けど棒に当たってばっかり。
今でも棒に当たる確率は減りこそしたもののなくなりません、笑。
海外での生活は日々自分との闘いで、水面下で必死に足をばたつかせています。
しかしはっきりと言えるのは、一度も日本を出たことを後悔していないということです。
子供の成長もされど、見えていなかった「景色」が見えているのを実感しているからです。
あのままの位置、場所、考え方などに留まっていたら、
今のような価値観や生活スタイルなどは確立できなかっただろうと思います。
私にとっては、「あの頃」よりも、ある部分では(ある人から見れば)劣っている箇所があれども「今」が良いと思えます。
もし、移住をしたい方が、1年後、数年後、そんな風に思いたい、と同調していただけるなら、ぜひ情熱を傾けてチャレンジしてみてください。
ひたひたと情熱をかければ、うまくいきそうにないことも、自分でうまくいくようになんとかするもの。
そのために何かご質問などあればお気軽にご連絡ください。
我が家の愛犬にこも一緒にいられる時間が増えたので、きっとオランダ生活に満足してくれてるはず・・・
最後に1点オランダでのコロナについて>>>
*現在1日3000人前後感染者が増えており、政府は新たなコロナ対策措置を発表しました。
この結果次第では、10月下旬にさらなる追加政策やロックダウンが予想されています。