生後4ヶ月が過ぎ、いよいよオランダでは離乳食をスタートする頃です。
日本では、段階を追って5〜6ヶ月からスタートするのが一般的だと思います。
私が長男を日本で育てた時にも、住んでいた地域で離乳食と歯の健康について説明会を開いてくれました。
しかし、オランダではそういった説明会もなく・・・
3ヶ月の予防接種の時に、4ヶ月を過ぎたら野菜から始めてね、と言われた程度。
そこで自分で色々と調べて、生後18週0日にスタートしました!
ーーーーーーーーーーー
日本の離乳食を経験した私としては、一大事!
と思ってかまえていましたが、どうやら赤ちゃんにいろんな種類の食べ物を紹介する機会のようだなと思いました。
オランダの保健所や母子手帳には以下のように紹介されています。
・生後5ヶ月までは母乳やミルクで必要な栄養は十分摂取可能
・生後6ヶ月から不足する鉄分などの栄養を食べ物から補給する必要がある
生後4ヶ月〜5ヶ月の間は、生後6ヶ月から本格的に食べてもらえるよう、赤ちゃんに準備、練習してもらう期間とも言えます。
一方で、お母さんも、赤ちゃんにスプーンから食べ物を食べてもらう練習をするだけでなく、どういった色の好みがあるのかを試す機会にもなるようです。
なので、オランダでは「oefenhapje」=練習用スナックというような言い方をします。
<推奨される食べ物>
野菜:ブロッコリー、カリフラワー、アボカド、人参、インゲン豆、カボチャ、ズッキーニなど
果物:バナナ、メロン、洋梨、桃、マンゴなど酸味のない柔らかいもの
<離乳食の準備>
ー 茹でるより、蒸して栄養素を残す
ー 完全にすりつぶさず形を残す
(赤ちゃんは歯がなくても歯茎で十分に噛めるのだとか)
ー 細かく切って赤ちゃん自らの手で口に運ぶのもいい
ー 2〜3日同じ食材を続ける方が、赤ちゃんが早く味に慣れる
一番大きな違いは、アレルギー食品(卵やピーナッツ)を8ヶ月より前にあげること。
「アレルギーになるリスクを減らす」ためだとか。
完全にすりつぶす必要はない、と言われても、やはり怖い。
なので私は森のミルク、アボカドからスタート!
簡単です