産後、体の融通が効かない中すぐにスタートする新生児育児。

 

海外で夫との二人三脚、40歳目前の年齢も手伝ってか、最初の数週間はやはりしんどかったです。

 

新生児はふぎゃふぎゃふにゃふにゃ、いい匂いでとってもかわいいのですが、

 

5歳の息子とすっかりコミュニケーションが取れるようになっていて、新生児との久しぶりのやりとりに四苦八苦です。

 

お腹からこの地に出てきたばかりの新生児の気持ちをきちんと汲み取ってあげていられるのか、不安でした。

また、モロー反射と吐き戻しの多い子でなかなか授乳とねんねのリズムを掴みづらかったです。

 

日本で同じように子育てする友達や家族と容易に連絡が取れる時代ですが、

「遠くの家族より近くの友人」?みたいな言葉があるように、

やはり距離や時差のある相手に泣き言を吐くのは性格もあってなかなかできず、Googleとばかり向き合っていました・・・


 

特に、しんどかった3週目。(魔の3週目とも呼ばれるそう)

 

 

今後をいろいろ加味すると、このままじゃ二人の育児やっていけないな、と思い、いろいろ調べ、ジーナ式ねんトレを自分なりの方法も入れつつ開始しました。

 

 

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ジーナ式ねんトレとは・・・

ベビーベッドに置くだけで一人で寝付いてくれ、寝かしつけの必要がない、と言うもので、イギリス人のナニー、ジーナ・フォードさんが長年の経験から導き出した方法です。

 

 

 

より新しい情報にアップデートされた改訂版の方がおすすめです!!

 

日本語のタイトルだと、「ねんねトレーニング」を解説し尽くした内容のようにも思えますが、原題は「The New Contented Little Baby Book(欲求が満たされて快適な赤ちゃんの本)」で、赤ちゃんの月齢ごとの、1日に守るべきスケジュールが詳細に書かれています。

それが、「ジーナ式は厳しい」と言われる所以です。

 

しかし、私が共感した最大のポイントは・・・

 

赤ちゃんが泣いたら

授乳する、

ねんねさせる、

おむつを変える、

というのが日本の通念だと思うのですが、

 

ジーナさんの方法は、赤ちゃんが泣く前に

授乳やねんねを提供するのです。

そうすることで、お母さんはわかってくれている、

泣いて教えなくても、来てくれる、やってくれる、

と信頼関係を築くことになる。

 

お母さんだって、赤ちゃんだって、泣いてお知らせする/されるよりストレスありませんよね!!

 

この方法が実現できれば、Win-Winだな、と。

 

「とりあえず、やってみよう。」と思いました。

 

 

他に私が感じるメリット、デメリットは、以下の通りです。

 

<私が感じるメリット>

・赤ちゃんの欲するものがわかりやすくなる。

・自分の時間やお買い物を含め1日の予定を立てやすくなる。

・抱っこでゆ〜らゆらがないので腰などへの負担が大幅に軽減。

・第一子のお世話やケアをしやすい。
 (例えばあと○分で次男を寝かせる時間だから、それが終わったら○○しよう、と言うと理解してくれやすい)

・第一子にも一緒に生活リズムをつけられる。

・今後数年、10年と必要かもしれない寝かしつけが必要ない(・・かもしれない、笑)

 

 

<私が感じるデメリット>

・気ままに外出を楽しみたい人には向かないかも。

・泣いている赤ちゃんを放置するのは時に心折れる。

・ジーナ式のスケジュールに沿うまで心折れそうになる時がある。

・完母で育てたいママには向かないかも。

・赤ちゃんの性格によっては授乳中繊細な子に育つかも。
(我が次男の場合:ジーナ式で推奨されているように、夕方や夜間の授乳時真っ暗で静かな部屋での授乳を続けていたら、騒々しい環境などで落ち着いて飲むことができないです。。コロナのせいで外出がぐっと減り自宅での授乳ばかりだったことも関係あると思います)

 

 

 

デメリットもありますが、

今のところ私にはメリットから得るものの方が替えがたいので続けています。

 

 

 

長くなってきたので、
6〜8週の私的スケジュールは次回記録したいと思います!