私たち家族がオランダに住み始めた時、長男は2歳前。

 

オランダののびのびとした子育てに憧れ、見よう見まねで実践しようとしたわけですが、ゆるゆるしすぎたのでは、と思うことも最近になって多々。

 

4年の月日を長男とここオランダで過ごして、次男の子育てではやらないでおこうと心に決めている3つのことがあります。

 

今日はそれについてお話しします。

 

 

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まずひとつ目。

 

子供の遊びにだらだらとつきあうのは、やめたい!

 

子供に自主性を持ってもらいたいと思っていたので、子供の意思を尊重してきました。

 

その結果のひとつとして、オランダに来てからは、2歳児が夜8時になっても公園で遊んでいる、という結果に。

 

年齢があがるにつれて、ご飯の時間やら、寝る時間やらを汲み取って、自ら毎日のスケジュールを組み立ててくれるようになるのを期待していたのですが、5歳になった今でも、まだ親の狙った通りにスケジューリングしてくれる子にはなっていません、泣。

(そりゃそうだ、笑)

 

 

ある程度は親が主導権を握ってコントロールし、小さい時に体内リズムを整えるのが大事かな、と今は考えています。

 

 

 

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ふたつ目!

 

 

何食べたい?と聞くことはやめたい!

 

 

離乳食開始時から食べ方にムラのある長男。

 

偏食も激しい。

 

日本では週5の保育園通いで栄養士さんのメニューを一日一食食べていたので、ちょっとは安心。

だから自宅で嫌いなものは無理に出さず。

 

オランダに来た当初は、食材の違いもあれど、偏食も手伝って、ぶどうやらパンやらばっかり好んでいました。

 

会話でコミュニケーションが取れるようになってからは、少しでもいろいろな種類を食べて欲しくて、

 

「何食べたい?」

 

と長男の食べたいものを聞いて用意することが多くなりました。

 

けれど、これがいけなかった!笑

 

 

今では、好みではない食事が出てくると、露骨に嫌そうな顔を見せ、食べる意欲をなくしちゃうんです。

 

そりゃ5歳なので、話をしてなんとか少しでも食べてもらいます。

 

これは、私が彼の好きなものばかり優先して用意してきた結末だと反省。

 

次男には、赤ちゃんの頃から野菜も食べて欲しいな〜

 

と、私が食べて欲しいもの優先で食事を準備していこうと思っています!

 

 

 

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みっつ目!

 

寝かしつけは、しないことにしたい!

 

 

寝かしつけって、授乳も含めて、ほとんど日本の家庭ではみんな毎日昼寝などもやっていると思うのですが。

 

赤ちゃん期は背中スイッチという言葉に表されるように、親が窒息しそうなくらい息とめてベッドにそーっと置いてを繰り返し、疲弊して寝てしまい、

幼児期になると一緒に寝ちゃいませんか?

 

 

あるある、かな〜(だといいな〜)。

 

 

でも、自分のやりたいこともやらなくてはいけないこともありますよね。

 

ちいちゃい時って、目が離せないから、洗濯でもお皿洗いでも、たまっちゃいがちだし、自分にかける時間を少しは持ちたいってのがママの正直な気持ちだと思うんです。

 

 

だから、子供の寝かしつけで一旦寝ちゃうと・・・

→夜中に目が覚めて、やることやる

→そしてまた寝る

→タイムスケジュールが狂う

→翌日子供についてくのもっとしんど・・・

 

あ〜魔のスパイラル・・・

 

それなのに、

え?オランダ人って寝かしつけしないの?!

寝かしつけしないなんてできるの?!

 

 

 

 

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以上3つをまとめると、

 

・遊びの時間が子供主体で定まっていない

 

・食事の時間も定まりにくい、もしかしてこれで食べムラや食に対する興味が育たない?

 

・自ずと寝る時間もまちまちになる

 春夏と秋冬で大きく日照時間が違うことも要因のひとつ

 

 

親がコントロールしているつもりが、子供に翻弄されていたっていう結果、

 

ってことで、やっぱり我が家ではどう考えても、幼いうちからルーティンを整えるのが大事だ、と長男の育児から行き着いたのであります。

 

そこで、「ジーナ式ねんねトレーニング」の出番です。

 

 

 

次回!

 

 

 

この子たちは”ねんトレ”いるのかな〜

 

公園で見かけるカモの親子にそんなことをぼんやり・・・