年が明けてから、

 

ブログを更新できておらず、

 

何をしていたかというと

 

息子のための小学校を探していました!

 

我が家の場合、息子の年齢と、住んでいるあたりの小学校申し込みのルールとの

 

タイミングがよくなく、難しいです。

 

外国から移住してきた人はみんな頭を抱えています。

 

移住前に調べきれていなかったこともあるので、

 

私のリサーチ内で知っていることをまとめてみたいと思います。

 

(オランダ小学校へ入るタイミングがすでに4歳以上の場合には、

あまり参考にならない記事だと思いますのであしからず。)

 

 

 

4歳の誕生日を迎えたら小学校へ

 

日本では、6歳になる年から小学校へ一斉に入学すると思います。

 

こちらでは、4歳の誕生日を迎えると小学校へ通うことになります。

 

義務教育は5歳からなのですが、

 

通常4歳には通う学校が決まっており、登校スタートです。

 

そのため、幼稚園では一斉に行う卒園式などもなく、

 

ポツリ、ポツリ、と4歳になった人たちを小学校へ見送ることになります。

 

空いたプレースメントにはもちろん、2歳半の年齢の子がポツリポツリ、入ってきます。

 

 

学区制の日本と違い、小学校は自由に決められる

 

日本では、学区が決まっており、住む場所で通う小学校が決まっています。

 

こちらでは、親が子供の通う学校を自由に決めることができます。

 

モンテッソーリ、イエナプラン、ダルトン、シュタイナーなどのメソッドを主体とする学校もありますし、

 

プロテスタント、カソリック、といった宗教を軸とする学校もあります。

 

特にムスリムのご家庭では、

 

「あそこのプロテスタントの小学校は、授業の前にみんなでお祈りをするらしいの。

だから子供を行かせられないわ。」

 

と、宗教軸が理由で学校の選択肢が狭まってしまうケースも大いにあるようです。

 

ただ、すべてのプロテスタントやカソリックスクールが、

お祈りの時間を持っているわけでもありません。

 

そして、単純に「公立(openbare)」=Public と名乗る小学校や、

 

インターナショナルスクールもあります。

*インターナショナルスクールなどは、9月からスタートする年度制をとっています。

 

 

 

我が家の学校探しと家探し

 

オランダでの子供の学校探しは、家探しの難しさと比例するかもしれません。

 

在蘭前、自由に学校を選ぶことができるということにとても惹かれていました。

 

しかし、(特に)大都市では、小学校の入学には長い待機リストが必ずあります。

 

また、私の息子の生まれた歳の子たちは、

 

ママが妊娠中、つまり生まれる前から希望する小学校へ登録ができたようです。

 

日本の保活=保育園探しと似ているでしょうか。

 

そのため、オランダへ来た時点(2歳)から小学校を探すのは、圧倒的に不利でした。

(多くの移民はこの理由で学校探しが苦戦)

 

*尚、この制度は現在変更が出ていますし、都市や街によって違います。

 

学校側が長い待機リストをどう処理していくかというと、

 

日本の保育園の待機児童問題と一緒で、

 

1. すでに兄弟姉妹が小学校へ通っている

2. 小学校から近い距離に住んでいる

 

ことが優先条件となってきます。

 

しかし、希望する小学校へ通えるか確実でないうちから、

 

家探しの厳しいオランダで物件を探して住むのは至難の技ですね。

 

職場の問題、近所の環境の問題もあります。

 

そのせいか、周りのオランダ人家庭に聞くと、

 

大抵は「家から近くて(それなりに)いい学校へ登録する」

 

のが一般的のようです。

 

 

 

オルタナティヴ教育を受けさせるのはハイクラスの家庭?!

 

私がオルタナティヴ教育の学校を見学すると、

 

出会うのは元来オランダで生まれ育った家庭の人々がほとんどでした。

 

そこに、1割か2割、外国人がいるかどうか。

 

また、ママ友にオルタナティヴの学校に通わせたい旨を伝えると、

 

「英才教育志向なのね」

「ああいうのは、一部のハイクラスの人が行くところよ!」

 

なんて言われたり。

 

「ハイクラスの人しか行けない小学校?!なにそれ」

 

もちろん、日本でもそういった学校があることをわかっていますが、

 

ここオランダでもそういった暗黙のルールがあるのだということは、

 

少し衝撃的でした。

 

 

 

みんなの平均小学校登録数は?

 

私の住む辺りでは、3歳の誕生日を迎えると、入学できるか否かの判断がまずくだされるのですが、

 

我が子は決まりませんでした!!

 

そこで、幼稚園や近隣の人にリサーチしたところ、

 

みんなの平均登録数は、7校!

 

その中から、入学許可が出るのが1〜2校という。。

 

なかなか狭き門がご想像いただけるでしょうか。

 

私は、その時までに3校を予約していたわけですが、

 

それでは足りないわけですね。

 

 

 

学校のオープンデーに行く(スクールビジット)

 

小学校の登録には、まず学校訪問を行います。

 

スクールビジットの日は、

 

学校のホームページを見ると書いてあることが多いです。

 

この時期ならひと月に1回、朝9〜11時の時間を設けてあります。

 

学校内の環境、設備などをしっかり確認し、

 

校長先生や、同級生になるかもしれない見学に来ている保護者と話をして、

 

良さそうならひとまず登録、しています。

 

これもお住まいの区域によって、

 

3校までしか登録できない場合もあるようです。

 

 

プレースメントを確保できたら届くお手紙

 

登録すると、メールで「登録しました、待機リストにてお待ちください」

 

のような旨が届きます。

 

もし、プレースメントを確保できたら、

 

その通知はお手紙が郵送で届くようです。

 

我が家ももう少し見学を続けていきます。