子育てをしていると、ふと自分の「親の影響」について考えることがあります。

 

「いつのまにか、自分も親と同じような考え方をしているなぁ」と感じたこと、ありませんか?

 

 

子どもたちは、のびのび自由に

 

 

うちの子どもたちは、私の子ども時代とはずいぶん違って、のびのびと育っています。

 

 

レストランで席を待っているときや、料理が来るのを待っているとき、静かにしていられません。

 

「他のお客さんもいるから静かにしてね」と伝えても、ほとんど変わらず…アセアセ

 

 

子どもたちが騒ぐと、正直少し落ち着かないのですが、私も夫も「仕方ないね」という心境です。

 

たまにお店の方に注意されることもありますが、それも経験のひとつと思うようにしています。

 

 

「静かにしなさい」も、親の刷り込み?

 

 

親の言うことを無理やり聞かせておとなしくさせることもできます。

 

でも、それよりも「いろいろ経験して学ぶことも大事」と思うのです。

 

最近読んだ本に、印象的な一節がありました。

 

 

 

「レストランに行ったとき静かにすること自体に、良い悪いという価値判断はありません。

むしろ、子供のころに刻まれたこの手の情動記憶が問題であると考えます。

なぜなら、3歳や4歳の子供がレストランなどで騒ぐのは当たり前のことで、

騒げない=人前で自由に表現できない大人からは、リーダーや主役は生まれないからです。」

 

 

「レストランでは静かにすべき」という考え自体が、“親のまね”や“刷り込み”、いわば“洗脳”なのだそうです。

 

なるほど……たしかに思い当たる節があります。

 

 

実際には「かわいいね」「楽しそうだね」と声をかけてくださる方もいますニコニコ

 

思っているより、周りは気にしていないことが多いのかもしれません。

 

 

4歳の娘は特に、「〇〇しないでね」と言われると、逆にやりたくなるお年頃。

 

でも、数年後にはきっと、静かに食事を楽しめるようになるはず。

 

今だけの「元気すぎる時間」を、もう少し大らかに見守ってもいいのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

親の影響から自由になるということ

 

 

人によって考え方はさまざまですが、親の影響をまったく受けないのは難しいことです。

 

だからこそ、「私も無意識に子どもを洗脳している」ことを自覚することが大切なのだと思います。

 

 

読んだ本には、こんなメッセージが込められていました。

 

親の洗脳から自由になり、自分の価値観で生きていくこと。

 

無意識の行動や選択を、自分で選び直すこと。

 

 

 

 

 

 

 

家族の中で、学び合う

 

 

家族との日常は、たくさんの「気づき」がある学びの場。

 

子育て中だからこそ感じること、考えることがたくさんあります。

 

 

私も、子どもたちのおかげで“親としての自分”だけでなく、“ひとりの人間としての自分”を見つめ直しているのかもしれません。

 

 

あなたが今、「親から受け継いでいる考え方」や「無意識に子どもへ伝えていること」は、どんなことですか?

 

そして、その中で 「もう手放したい考え方」 はありますか?