毎年この時期になると、スキークロスのワールドカップワーキンググループからアンケートが送られて来ます。

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わりと長いけど、毎年頑張って記入しています。笑

ワールドカップ全会場の、コースの安全面・スタートセクションの出来・コースの難易度やルール面などを細かく評価する内容。

コーチだけではなくて、全選手からのフィードバックがルールの改定やコースビルディングのクリニックに反映されています。

スキークロスは各国から1人ずつ選手代表が集まる選手会があり、シーズン中に数回、現行のルールや問題などを話し合うミーティングを行なっています。

もちろんそこにはレースディレクターも参加してくれるので、直接運営側とディスカッション出来るんです。

選手側の主張もありながら、運営側の主張も聞き入れてお互い尊重しながら話し合いが進みます。

いつもすんなりと結論が決まるのは安全面の話ですね。

日本ではまだプロスポーツ以外の競技で選手会がある競技は少ないですが、最近では色々なところで選手会を作る動きが活発になって来ているみたいです。

選手会があることによって、私達選手も文句を言うだけではなく、問題にしっかりと取り組む事が当たり前に出来る様になって、選手の意識向上にも繋がりますよね。

選手と運営側やコーチがお互いの主張を尊重しあいながら着地点を見つけることは、そのスポーツが進化する上でとても重要なことだと思います。

やっぱり選手と運営では視点も違うはずなので、それをしっかり選手側が理解出来る機会を与えてもらえる、というのもメリットですね。

選手会、入ってるのは大変ですが。。。
会議の途端に皆めっちゃ難しい英語使い出すし。笑
選手会長はFISの会議にも出ないといけないのでもっと大変ですねー!

なんだか堅いブログになってしまいましたので今日はこの辺で!




REINA