7月より始めさせて頂いたスポーツファンディングですが、残り18日となりました。
多くの皆さまにご支援や応援コメントを頂き本当にありがとうございます。
このプロジェクトでは海外遠征費とコーチ帯同費の一部のご支援をお願いしております。
今日は、何故ワールドカップに多く出場する必要があるのか、コーチを帯同させる必要があるのか、その理由について細かく説明したいと思います。
スキークロスではコーチ、スタッフ、選手が1本ごと1日ごとにアイテムの処理やライン取りなどを細かく話し合います。
選手の思うコース攻略をフィードバックし、コース上で他の国の選手の滑りや、当日のタイム計測結果等を踏まえた上で、それぞれの国や選手のコースの滑り方や攻め方を決定します。
コーチはもちろん技術的なアドバイスや精神的な支えにもなる存在ではありますが、客観的に全体を見渡し、最善の方法を一緒に考える存在がいる事はとても大きな意味を持つのです。
4人で滑る決勝になると、同じコースでもライン取りや作戦が違ってくる為、朝の公式トレーニングから決勝ラウンド開始までの短い時間でコーチ・スタッフと選手がスタートゲートの位置取りや勝負を仕掛けるポイント等を話し合い、指示を出したりもします。
もちろん今まで1人で転戦して来た経験は無駄ではなく、この活動を経験した事によってコーチが更に私にとってプラスになる事と思っています。
2018年平昌オリンピックの出場権は、ワールドカップと世界選手権でしか得る事は出来ません。
また、今シーズンのワールドカップ開幕戦から出場枠を決めるポイントランキングも始まります。
怪我等の理由を除いては各選手とも全戦出場するのが当然の為、1レース欠場するごとにもちろんランキングは落ちてしまいます。
そして新しく、いくつかのレースでは予選タイムトライアルを行わずにレース開催時点での総合ランキングによって決勝進出者を決定するというルールも追加された為、より多くのレースに出場する事がより必須になってきました。
少し長くなりましたが、その他私の想いや不足資金の内訳、活動予定等はプロジェクトページでもご覧頂けます。
1人でも多くの方に私の平昌オリンピックへの活動、そしてスキークロス競技への想いにご賛同頂ければ幸いです。
日本人唯一のワールドカップ選手として、誇りと責任感を持ち今後も活動して行きたいと思います。
いつも私と日本のスキークロスを応援して頂きありがとうございます。
今後ともみなさまの暖かい応援宜しくお願い致します。
梅原玲奈