お久しぶりです!

Long time no talk!

 

 

全く更新せず、すみませんm(__)m

I'm sorry for not updating at all...

 

 

自民党・杉田水脈議員の「(LGBTは)子供を作らない、つまり『生産性』がない」という発言に関して、思うことが色々とあったので、久しぶりに書きます。

I'm writing for the first time in a long time because I have a few thoughts on LDP lawmaker Mio Sugita's words describing LGBT people as "unproductive."

 

 

長くなるので、今回は日本語だけにします。

It's going to get long, so I'm only going to write in Japanese from this point on.

 

 

杉田氏の発言は単純にヘイトスピーチであり、国民を代表し、発信力がある衆議院という立場である人からこのような発言があったことについて驚いた…と言いたいところですが、世界の最近の政治家の言動を考えると、「日本もか」とがっかりしましたし、驚きよりもシンプルに怒りを感じました。

 

 

杉田氏の意図が何だったのかはわかりませんが、このような発言が批判を招くということを事前に読めなかったということは、それほど狭い視野を持って衆議院として務めているということで、危機管理の甘さは政治家として失格。逆に炎上を狙い意図的に過激な発言をしたのであれば、被害者ヅラせずに批判を受けるべき。どっちにせよ、発言に責任を持って議論に参加するべきです。

 

 

杉田氏のコメントにはロジックも何もないことは明らかだと思うので、これ以上発言に関しては書きません。

 

 

それよりも、その発言に対するリアクションについて少し書きたいです。

 

 

杉田氏のコメントに対して、「LGBTはこんなにも生産性がある」という批判に関して、私は違和感を感じます。

 

 

そこが問題ではないと思います。同じところをぐるぐると回っている気がします。

 

 

生産性があるかないか、生産性とは何なのかというのが問題なのではなく、そもそも人の「価値」を「生産性」という、定義もしっかりとされていない概念ではかり、人の命にランキングをつけることだと思います。誰もが生まれながらに持っている人権は保障されるべきであり、これは人権問題の根本です。

 

 

「生産性」についてではなく、もっと大きな話がしたいです。

 

 

明らかに間違っている人を批判することは簡単です。それよりも、広いインパクトのある議論に繋げることが重要だと思います。杉田氏や杉田氏の発言を支持する人達の言論・反論の機会を奪うことがゴールであるべきではなく、自由に発言をできる環境を尊重し、フェアなディスカッションができたらと思います。

 

 

私がアメリカが大嫌いなのは、アメリカにはヘイトスピーチと捉えられる発言をする大統領や政治家がたくさんいます。意図は様々です。支持者を意識していたり、メディアや国民の注目を集めるためだったり。もしくは単純に、心の底からそう思っているからだったり。

 

 

でも私がアメリカが大好きなのは、このようなヘイトスピーチや発言が発信された際に、強く戦う政治家やメディア、コメンテーターやコメディアン、そしてもちろん国民がいて、重要なのは、中には相手に「黙れ」とは言わずに、相手の意見を理解しようと「もっと話して、あなたの考え方を説明して」という人が必ずいることです。悲しいことにここ数年、このような議論のモデレーターのような役割を果たす人たちがどんどん少なくなり、トランプ政権になってからは特に「相手の意見を理解しよう」という人達の数が大幅に減ってしまいましたが。

 

 

杉田氏が何を考えてこのような発言をしたのか、さらに杉田氏の意見に同意する人達がなぜそう思うのか。こんなにも炎上して、杉田氏に殺人予告までが届いた限り、この「なぜ」を正直に説明してくれる人は出てこないかもしれない。せっかくの良い議論の機会だったのに、感情や怒りが先走り、現状維持のままになってしまうかもしれない。前から杉田氏のような意見を持っていた人達は、その考え方を変えないままなのかもしれない。

 

 

私自身、このニュースが出てからあまりにも怒りが強く、許せないという気持ちが大きく、数日間この件について人と話すことを避けました。やっと、ある程度感情が落ち着き言えることは、私が杉田氏から求めるものは謝罪ではなく、言い訳でもなく、考え方の説明と、フェアでオープンな議論です。

 

 

みなさんはどう思いますか?何を感じましたか?

 

 

Would love to hear your thoughts.