Hello everyone!

 

 

更新しますしますと言いながら、全然できていなくてスミマセン滝汗

So sorry for not updating despite repeatedly promising that I would...FAIL.

 

 

今日も仕事がたまってるしブログは無理かな…と思ってたんですが、この米政府機関の一部閉鎖というニュースを聞いて、色々思い出しまして。

I thought I wouldn't have the energy to write anything today either, but given the news of the U.S. government shutdown, I remembered a lot of things.

 

 

FBIの話になるので、念のためここから英語に訳すのはやめます!すみません!

 

 

 

私がFBIに入らなかった理由は、実は2013年にも、予算案の成立が難航し(当時はオバマケアを巡って)、政府機関の一部閉鎖があったからなのです。

 

 

2013年の5月に私はハーバード大学院から卒業し、FBIでの最後の面接とポリグラフ(ウソ発見器)を終え、結果を待っているところでした。

 

 

6月に入って、素行調査は通り、内定が決まったとの嬉しい知らせが来たのに、ちょうどその頃には政府閉鎖に向けてbudget sequestration(予算執行差止手続き)が進んでいて、FBIだけではなく、全ての政府機関への採用を一旦ストップしていました。

 

 

ちなみに、CIAだけは影響を受けませんでした(これに関してはまた後日…)。

 

 

一カ月FBIからの連絡を待ちましたが、FBIのコンタクトに連絡しても「こっちはプリンター用の紙やペンも持参しなければいけない状態…」と言われたときに、「あ、これは長続きするな…待ってても時間を無駄にするだけ」と思い、FBIから一年間だけ海外で働く許可をもらい、シンガポールへ行きロイター通信に入社しました。

 

 

初めて政府関係やNGO・NPOではなく、民間企業で働き、同じチームにウクライナ人やトルコ人、パキスタン人、ポーランド人、インド人がいたことから視野がぐっと広がり、「FBIみたいな狭くて暗い世界には入りたくないな」と思えました。

 

 

それから一年後の2014年5月にFBIのコンタクトから連絡が来て、「予算案が通ったから採用できます、今すぐアメリカに戻ってもう一回ポリグラフを受けてください」と言われました。

 

 

その2014年5月のポリグラフで、私は嘘をついてると判断されてしまい、「もう一回受けて」と言うリクエストを断り、FBIでの内定を蹴りました。

 

 

こんなに振り回されてまで、アメリカへの愛国心はないなと思いました。

 

 

あのFBIの人との、「シンガポールに一年だけだったら行って良いよ」という内容のメールに残っていて、未だにたまに読み返して「私の人生の一つの分岐点だったな」と思います。

 

 

政府閉鎖がなかったら、私はハーバードを卒業してそのまま2013年の夏にFBIに入り、確実にクワンティコでのトレーニングを始めていました。

 

 

それが、予算が通らず採用ストップ命令が下され、仕方なくシンガポールに行ったら、視野が広がり夢も広がり今ここにいると思うと、なんだか…キョロキョロ

 

 

国の予算を政治的ツールとして扱うアメリカの政治家は、代表しているはずの国民にどんな影響を与えるのか、しっかりと考えてもらいたいものですが…私の場合は、振り返ってみると、FBIに入らなくてよかったなとは思います(トランプ政権の下でFBIで働くなんて、FBIに入っていたとしても多分辞めてました)。

 

 

ただそれだけです!今起きている米政府閉鎖のことじゃなくてスミマセンガーン

 

 

I hope you have a wonderful weekend...ちゅー