最近、ヒラリーさんがアメリカの人気コメディーシリーズに出演されたことで話題になっています。

 

 

 

 

「Between Two Ferns with Zach Galifianakis」は2008年に始まったオンラインシリーズ。

 

 

コメディアンで俳優のザック・ガリフィアナキス(「ハングオーバー」「ハングオーバー2」など)が著名人や芸能人をインタビューするんですが、

 

 

ゲストをいじったり、ストレートに過去のスキャンダルや世間が持っているゲストのイメージに触れることから、独特な笑いを作っていきます。

 

 

 

ヒラリーの回はここでみれますよ!

 

 

 

 

ヒラリーさんのメールスキャンダルを最後にいじった時のヒラリーの表情に吹き出してしまったニヒヒ

 

 

台本がどれくらいきっちりとあるのかわからないけど、ザック・ガリフィアナキス本人は「アドリブが多い、improv(即興)だ」と言っているようです。

 

 

この番組、ゲストはほとんど俳優や女優や歌手なんですが(ジャスティン・ビーバーも過去に出演し、思いっきりいじられてます)、実は2014年にオバマ大統領も出演されています。

 

 

 

 

現役大統領がこういう番組に出るなんて!って日本の人は思うかもしれませんが、アメリカでは政治家がコメディ系トークショーやコメディ・パロディーショーなどに出るのは結構普通です。

 

 

オバマさんの回はこちら!

 

 

 

 

政治ってアメリカではエンターテインメントというか、パフォーマンスの要素があります。政策や政治経済の話だけではなく、政治家の人間性や価値観、印象やイメージが問われます。

 

 

このような番組に出て、国民(特に若い人達)に政治家として知ってもらうのと、コメディーという切り口を使って政治に興味を持ってもらう。

 

 

他にも、毎年恒例の「White House Press Correspondents' Dinner(ホワイトハウス記者協会主催夕食会)」というイベントがホワイトハウスで行われるんですが。政治家やメディアの代表を招き、著名のコメディアンが最近の時事や話題の政治家・著名人、報道陣をいじって笑わせます。

 

 

そしてなんと大統領も参加するんです!欧米のコメディアンがよくやる「スタンドアップ」みたいなことをするのです。

 

 

 

 

今年だと、トランプさんを思いっきりからかったり、ヒラリーさんもいじったり。私含め、毎年このディナーを楽しみにしているアメリカ人は多いです。

 

 

こういう機会があると、大統領や政治家が身近に感じる、そして政治が身近なものになります。笑いを通して、自然と政治や時事に興味を持ちます。

 

 

他にもJon StewartやStephen Colbertなどのコメディアンの、パロディー的な政治風刺ニュース番組とか、Jimmy Fallonのトークショーに政治家が出ていじられたり…アメリカはこの点では優れてるなぁと感じます。

 

 

 

 

日本ももう少し、政治をかたく語るのではなく、もっと緩く、もっと楽しく、お笑いを通して政治に触れても良いのではないかなと思いますが…。

 

 

 

What do you think?

 

 

 

今日は湾岸スタジオ!バタバタ!

 

 

Have a good day!!