昨日、全米を騒がせたニュース。
20歳の男がニューヨークシティ5番街にあるトランプタワーの外壁を、巨大な吸盤を使って21階までよじ登った。
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報道によると、「トランプに会いたかった」から。
最上階の58階まで行けば、トランプさんと話ができると思っていたらしい。
でも結局、登り始めて3時間、21階で、窓から警察官に強引に引きずり込まれ、確保されました。
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なんてニュース!
実はこれをプロとしてやる人たちもいるようなんです!
Buildering(ビルドリング)、またはUrban Cimbing(アーバン・クライミング)といって、素手で高層ビルを登るスポーツ。なんと、ロープやハーネスなどの保護具を使わない人も多い(フリー・ソロ・クライミング)。多くの国や街では違法なので、ビルドリングをやる人の多くは夜にやります。
(ちなみに、Buildering = Building (建物) + Bouldering (ボルダリング))
長年トレーニングを重ねてプロとしてやる人は世界に何人かいるらしいですが(NYCの世界貿易センターや、世界一高いドバイのバージュカリファを素手で登ったり)、これに影響されて最近は特に東ヨーロッパなどで、真似しようと面白半分で素手で建物を登る動画を撮ってSNSに載せる子供や若者が増えてるらしい。
本当に危険だからやめてほしい…今回の事件の若者も変にインスパイアされたのかもね。
フリー・ソロ・クライミングの場合、保護具を一切使わないからありえない…!しかも私は高所恐怖症なんで、そもそも何かを登りたいという思いが理解できぬ
モチベーションは何なんだろうね?
心理学で、Sensation-seeking(自身へのリスクを考えずにとにかく刺激・感覚を求める)という性格特性があるんですが、ある種のアドレナリン依存症みたいな?ちなみにこの特性は50%遺伝で決まるらしい。
刺激を求めて一人でイラクに行ったり、革命後のエジプトに行った私も、ある意味この特性を持っているのかしら…
TGIF everyone!