昨日、天皇陛下が「お気持ち」を表明、「生前退位」を強く示唆されました。
日本ではもちろんトップニュースとして取り上げられましたが、海外のメディアのリアクションが気になったので、まとめてみた。
BBCは天皇陛下のメッセージを観る「日本の人々のリアクション」の画像をまとめた記事を
アメリカのNYTimesは
If Parliament granted Akihito’s wish to abdicate, it would be the biggest transformation of the Japanese monarchy since the war.
もし天皇陛下の生前退位が実現したら、これは日本の立憲君主制にとって戦後一番大きな変化となる。
その他にも、「女性宮家」「女性天皇」が可能ではないため、日本の法律は「outdated (時代遅れ)」と多くの人に見られていると。安倍政権が、特に職場での「female empowerment (女性の権利拡大)」を追及している中、このアイディアを皇室にも適応するのはまだまだ難しそう…というより、日本が「ready (準備ができている・覚悟ができている状態)」ではないと。
ドイツのDWも似たようなコメント
Allowing female succession is a touchy subject in Japan, with many conservative elements in society strongly opposing such a move.
女系継承を容認するかしないかは、日本では「touchy (扱いにくい・厄介な)」トピックであり、保守的な層は強く反対している。
他にも、「お気持ちを表明された天皇陛下」に対して、日本の天皇陛下は「masterclass in the art of circumlocution (婉曲な表現のマスター/上級者)」だとイギリスのThe Guardianが。
あとは、特にアメリカメディアでは「日本の皇室とは何か」という記事や、イギリスメディアでは「エリザベス女王も生前退位をしたほうが良いのでは」という記事も。
世界にもインパクトをあたえたこのニュース。
今後の展開が気になりますね。
Have a lovely day!