亡き祖父との再会 | happiness is subjective.

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病的に烏龍茶が好きな26歳女の日々のあれこれ。



昨日の夢の話。
どうしても文字に残して
記憶として忘れないようにしたかったので。



私の祖父は今年の上旬に亡くなった。
病名はガンでした。


面会に行った頃にはもう寝たきりで意識もなく、
手を握ると微かに体温を感じるほどで
そこにいるのに居ないような感覚だった。


昨日の夢の中では、
祖父が病気を治して元気になって
祖母(今も元気)が不慮の病気で亡くなってしまった
という場面だった。


私は大好きな祖母が亡くなって
祖母の家で泣きじゃくる私に


祖父は元気な頃の笑顔で
口下手で不器用ながら慰めてくれて。



滑舌が悪くて何言ってるかわかんないけど
「〇〇いるか?〇〇作ったろか?」って


大泣きしてる私をよそに
よくわからない粉みたいなの急須に入れて
使い方もわからないポットで
一生懸命何か飲み物を作ってくれてた。



その時の祖父の笑顔は
いつも家に遊びに行った時に
「おっす!よう来たな〜」と
私たちを優しく迎え入れてくれた時の
懐かしくて優しくて温かいもので。



一生懸命何かを話しかけてくれてるのに
私は悲しみでずっとぐずぐず泣いてて。


目が覚めた時、
しばらく呆然としていた。




祖父が夢の中で
会いに来てくれたんじゃないかと思った。





最後に会った顔が寝顔だったから
もう一度いつもの笑顔を見せてくれたのかなって思うと
心がすごく温かくて嬉しくて



もうこの世には存在しないけど
私の祖父の最後の記憶は
夢の中でのあの笑顔になったよ。





おじいちゃん、
会いに来てくれてありがとう。


↑祖父が使ってた工場で撮った写真。