FranceMBA留学記&その後 -2ページ目

FranceMBA留学記&その後

2009年~2010年のフランスMBA留学&帰国後の東京でのお仕事日記

4月14日で31歳を迎えました。カービーダンスの樫木先生と小泉進次郎さんと同じ誕生日です。お二人とも勝手にこちらが存じ上げているだけですが尊敬しております。
MBA留学に30歳までに行って帰ってこようと決意したのが26歳。社費で留学させてもらえる可能性があると言われていて結局新卒からお世話になっていた会社をさることに決めたその年。
仕事しながら勉強をはじめて実現したのが28歳。帰国したらすぐ30歳。散々振り回して待たせてた婚約者と結婚してあと少しで1年。
モラトリアムの中子供だと思っていた自分がすごい勢いで時間を消化していることを実感しています。

いつもないものねだりで満足という言葉を知らずに自分自身に振り回されて疲れてしまうことが多々で周りには迷惑ばかりかけておりますが。。。
社会で働き続けて出来た仲間、先輩、形は変わっていくけど学生時代の友達、年を重ねて付き合いが長くなるにつれ関係も深くなっており
「こういうのもいいなあ」と思えるようになりました。

もともと幼稚園くらいからずっと人見知りなのに小学校6年の時にひとりだけ違う中学校に受験して入学して、
はじめは友達がなかなかできずに地元の友達の通う中学校に「転校したい」と泣きながら親に訴えたこともある1学期。。。(自分で決めたのに)
でもここで戻ったら馬鹿にされる(多分地元の友達に)と思ってそこから無理して社交的になっていくうちにそれが普通になっていって中3では教師から
委員長に推される、いじめられっこを仲間に入れてもらえないかという相談が来るという変貌ぶり。。この頃、周りからは「悩みがなさそう」「根明」と言われてましたが元が「悩みがち」「根暗」なので苦しかったんですよ。それを見ていた親まで勘違いして「あなたは誰とでも友達になれるから・・・」という言葉をある日突然言われ今でも親の意見というものは信じられません。

だれでも自分が演じている部分とそうでない素の部分とがあると思うのですがこれは私にとっての一種の性質みたいなものだと最近気がついのたので今年もうまく付き合っていこうと思います。
ずっと就寝前に読んでいて今日読了。

日本人はどう住まうべきか?/養老孟司
¥1,260
Amazon.co.jp

養老孟司さんは昆虫専門の方で隈研吾さんは建築家でおふたりとも同じ中学校高校ご出身というくだりからはじまる対談形式の読みやすい建築に関する本でした。特に震災以降の日本人の今後の建築物への考え方、気持ちの持ちかたなどを記したとても面白い本でした。

とくに「マンションに見るサラリーマン化の極北」というパートで日本の建築物かつまらなくなるのは投資しているのがサラリーマンであり、サラリーマン的な視点でしか建築物に対して思っていないというところ。またヨーロッパと比べて日本が1年から3年でちゃっちゃと高層マンションなどを作られてしまうのは100年会計の概念が日本にはないということなど建築に詳しくないわたしでも十分に楽しめる内容。

養老さんが「日本の建築家たちがハンバーガーショップの店長といっしょだ」と言っているところに対して
同意して隈さんが「そうなんです。設計者はそのショップでメニューの中から選ぶような設計しかできません。」とあるのは大学で建築を学ぶ学生たちの問題から現在の教育に対する問題までにあがりものすごく考えさせられました。

というのも私自身に照らし合わせるといわゆる「勤め人」、サラリーマンと呼ばれる経験をしているのが私の家系では私と妹しかいません。

大学の就職活動のときは私も妹も氷河期だったためふたりでよく「うちは就職活動っていっても両親は企業に勤務したことがないからとんちんかんなこといってるし、アドバイスも意味わからないよね。。」と話していたものですがサラリーマンを既に7年近くやっている私は知らないうちに物事の考え方が限定的になっていて常識にとらわれていっている気がします。親戚の中で一番親しかった叔母はピアニストで平日から自由にフラフラしていて小学生だった私をおしゃれなカフェやレストランに連れていってくれたり(そもそも休日と平日の概念がない)、起業家で男性社会の象徴のような祖父は「女の子なんて美人で愛嬌さえあればなんとかなるから好きなことだけしてればいいんだ。」と小さい頃からすごく可愛がってくれて大好きでしたしそういう人たちとはここ東京でサラリーマンをやっているとなかなか会わないようになりました。

自分の人間としての考え方を広げるためもっと色々な人と交流しようと思いました。
今日丸二年ぶりくらいに私がビジネススクール留学中に一時帰国をして就職活動でお会いした企業の人事の方と
再会することになりました。

当時就職活動ウィークと称して1週間弱だけ東京に滞在して毎日面接に奔走していたのでした。

中でもこのHR担当の方は調整に調整を重ねてくださり、たまたまアメリカ本国から出張で日本に来ていたディレクター、
現場担当者、責任者と1日に詰め込んでくれて本当に助かりました。その後、この会社には入社することにはなりませんでしたが
ご本人とLinkedinで繋がっており近況は把握していたのでなんだか今日会うと決まったとき3日くらい前からソワソワ・・・

この企業は今やだれもが知っている商品を扱うメーカーなのですが当時何人かHRの方とお会いしているなかで最も自由奔放さを感じた方でした。
なんといってもサングラスにカジュアルなジャケット、Tシャツでしたし、現場のマネージャーもポニーテール(男性)。。。

そんなドキドキの中待つこと10分。。

「おひさしぶりですね!お元気でしたか?!」
と変わらない笑顔でその方はパーカーにジーンズで現れました。。。

なんだか本当に「お元気でしたか?」という使い方が抜群に適切な場面でした。色々お話できて楽しかったのですが少しでも私の成長は感じてもらえたのでしょうか。