皆様こんにちは。

 

さて昨日の記事では

 

節分&立春前の

 

この時期は「魔」のエネルギーも活発になるので

 

マインドの持ち方で

 

要注意なことをお話をしました。

要は見返りを求めたり

 

お返しを要求したりするときって

 

自分さえよければ

それでいい

という考え方になってるんですよね。

 

これね、拙著「カワイイ暴君になれば・・・」

 

を上梓した当初にも

 

よくお伝えしてたことなのだけど

 

 

自分の快に忠実に生きることは

 

とっても大事なことです。

 

 

ところが

 

自分の快を優先すると言って

 

人に不当な要求をしたり

 

相手の立場や状況を

 

思いやることもなく

 

ただ自分のしたいこと

 

言いたいことを伝えるだけでしたら

 

それはただの

 

くれくれBBA(爺)です。

 

 

自分の快を人の手で

 

満たしてもらおうとするときには

 

十分な配慮が必要なのです。

 

たとえそれがプロの人相手でもです。

 

 

お金を払ってる立場なんだから

 

偉そうにしていいなんて

 

この世の原理原則が許しません。

 

これは昔

 

本当にあったことなのですが

 

お姫様ごっこの本を出したばかりの頃のこと。

 

その頃わたしは

 

自営で仕事をしていて

 

1日2組限定で

 

ヒーリング込みと鑑定を

 

セットにしたプログラムを

 

提供していました。

 

そのプログラムは

 

当然予約が必要なのです。

 

そしてある日、予約済みの

 

お客様の鑑定とヒーリングを

 

行っている最中

 

オートロックの外玄関の

 

チャイムが鳴ったのです。

 

 

普段はこのプログラム中

 

チャイムが鳴らないように

 

音をオフにしていたのですが

 

そのときたまたま

 

チャイムをオフにし忘れていて

 

スイッチを切るべく

 

モニターを見ると

 

女性が画面に映ってました。

 

見覚えがない人なので

 

そのあとスルーしていたら

 

今度は玄関のドアチャイムが

 

鳴りだしたのです。

 

 

せっかくヒーリングで

 

くつろいでらっしゃるお客様に

 

お断りをしながら

 

インターフォンで応答すると

 

なんと県外から

 

勝手にわたしに会いに来た

 

読者だったのです。

 

 

以前、わたしがプレゼント企画を

 

行った時の送り先に住所を書いていたので

 

その住所をもとに

 

アポイントも取らず

 

尋ねてきたらしいのですが

 

予約のお客様がすでに

 

いらっしゃるということで

 

丁重にお帰りいただくよう

 

お願いをしたら・・・

 

なんとその女性

 

「私の中の姫が今から福岡に行きたいと

言うから姫の声を優先させたのに

追い返されるなんて

おかしいですよね?」

 

と食って掛かってきて・・・

 

 

しかしここは毅然と

 

応対をして

 

なんとかお引き取りを頂いたのですが

 

本当にこういうマインドの人が

 

いるんだなとぞっとしたのでした。

 

 

 

ただ、ここまで酷くなくとも

 

「自分の快を優先させる」

 

とお伝えすると

 

似たり寄ったりの行動を取っている人って

 

結構いたりします。

 

 

お店の都合を考えずに

 

(意図的に)連絡もせず

 

ドタキャンしたり

 

メニューにない物を

 

平気で要求したり

 

相手のデメリットや

 

立場を考えずに

 

自分の要求だけ押し付けようとしたり

 

「自分の快のためなら

 

何したって良い」

 

と勘違いしたままでいると

 

何が起こるかというと

 

似たり寄ったりの人たちが

 

周囲に集まり出すのです。

 

しかしながらこういう感覚の人って

 

何を言っても

 

自分の事とは思ってもらえないので

 

「真理」をズバッとお伝えしておくと

 

今、もし不満だらけの

 

不本意な現実しか手に出来ていなかったり

 

周囲にろくな人間がいないと

 

思っているのなら

 

それはもしかしたら

 

自分自身が知らず知らずのうちに

 

奪う側、してもらって当然でしょ?

 

という考え方をどこかで

 

してしまっている可能性が大です。

 

 

 

わたしもそう言いながら

 

上記のびっくり体験当時

 

決してすべてが幸せとは

 

言い切れない現実を抱えていました。

 

特に元配偶者が働かないとか

 

この人のせいでわたしばっかり

 

損してると思い込んでいたので

 

たまに元配偶者が何かしてくれても

 

「普段働いてないんだから

 

こんぐらいしてもらって当たり前」

 

なんていつも思ってましたし

 

そういう言葉をしょっちゅう

 

使っていました。

 

 

結局、当時のわたしも

 

奪う側のさもしい人間で

 

誰かに何かをしてもらって

 

当たり前と思いながら

 

生活をしていたからこそ

 

 

さらにハイパーな奪う側の人間と

 

出くわしていただけだったのです。

 

 

とんでもない人に出くわした!

 

ありえない!とか言いながら

 

それは、すべて自分の心の持ち方が

 

招いたことだったわけです。

 

 

あれから10数年たちまして

 

今、本当にありがたいことに

 

周囲の人たちはもちろんのこと

 

お客様、読者さまにも

 

恵まれまして

 

素晴らしすぎる現実を

 

楽しませていただいています。

 

 

では本当の意味で

 

「自分の快を優先する」

 

とはどうすればいいかというと

 

人様の手を借りるときは

 

やはり相手様の都合や

 

その方が気持ちよく施術やサービスを

 

提供出来るようにこちらも配慮をするとか

 

「してもらって当たり前」

 

という気持ちを捨てることしか

 

ありません。

 

「してもらって当たり前」と

 

思いがちな人というのは

 

まず「自分を喜ばせる手間暇」を

 

体験していないから

 

人に平気で要求をするのです。

 

気難しい自分をいかに満足させるか

 

一生懸命自分のお世話をしている人というのは

 

自分がどんなに気難しいかわかってるし

 

その扱いがやっかいなことも知っていますので

 

「申し訳ございません、こんな

いろいろめんどくさい人間なのですが

あれとこれをお願いしても良いでしょうか?」

 

という気持ちがどこかにあるはずなのです。

 

ですから自然と人様への態度も

 

謙虚になります。

 

 

またたとえば自分が

 

サービスを受ける場所と

 

似たような業界で働いた経験があれば

 

相手の気持ちやしてほしくないことなども

 

想像できると思いますが

 

そういう経験が皆無の人は

 

やはり

 

「自分がやったことのないこと

 

自分が出来ないことを

 

してくださる人たちがいてくださって

 

本当にありがたい」

 

という気持ちを持つことが大事だと

 

思います。

 

その気持ちがあるかないかで

 

人様への態度、行動、言動は

 

変わってくると思うのです。

 

 

自分の力で

 

大きなお金を稼いだことのない人が

 

平気でお金持ちの人に

 

お金や物をたかるという行為も同じで

 

 

そのお金をどうやって稼いでいるのか

 

想像しようともしないし

 

そこに対しての

 

思いやりもリスペクトも何もなく

 

 

ただ持ってる人が

 

払えばいいじゃんという

 

貧相で浅ましい考え方になるのですね。

 

 

どうしても他人の立場や

 

思いを想像できない、わからないのなら

 

まずはしっかりやっかいな自分を

 

自分自身で面倒見るという

 

練習をしてみてください。

 

 

 

本当に自分の手で自分を

 

満たせている人は

 

心持ちも態度もすべてが豊かです。

 

自分の要求ばかり通してる人は

 

いくら人に何かしてもらっても

 

常に不安で不足不満しか

 

心に残りません。

 

すべて自分の現実が

 

自分の心の持ち方が正しいのか

 

間違っているのか

 

教えてくれているのです。

 

不幸だという人は

 

今一度自分の在り方を

 

見直してみましょう。

 

もし自分の在り方に

 

間違いがあると気が付くことが

 

できれば

 

立春以降、本当に生まれ変わったように

 

心から豊かで安心と信頼に満ちた人生を

 

手にすることができます。

 

それでは皆様

 

このあとも素敵な日曜日を

 

お過ごしくださいね。