皆さまこんにちは。
さてこの３月４月に
人との別れを体験した人が
結構な数いらっしゃるようです。
ある人たちは転勤や引っ越しで
ある人たちは相手から
もしくは自分から別れを告げ
ある人たちは離婚や別居
ある人たちは大切な人や存在の死を通してなど
形は様々ですが
この時期は本当に多くの
「別れる」という体験をされた人の
お話を伺いました。
うかつなことは言えないのですが
霊的真理上、確かなことがありまして
この時期、人との別れ、悲しい体験を
された方々というのは
皆さん、これから自分が本当に望む
現実をしっかり
手にしていかれる方ばかりということ。
ただ、この時期、別れを体験した方に関しまして
1つだけ課題があります。
悲しみに暮れ、心が切り裂かれるような思いを
していたとしても
自分のことだけ考えたいかもしれませんが
別れに関していくら一方的に
相手が去ったのだとしても
自ら「被害者」にはならないでください。
悲しみを感じることと
被害者意識になることは意味が違いますし
また「加害者」にならないよう
意識の持ち方に気を付けてくださいね。
加害者になるというのは
もしかしたらあなたのもとを
去った人本人
もしくはその周囲に
あなたが悲しみや呪いのような未練を
ぶつけることで
相手やその周囲の人たちが
不幸になるかもしれない
可能性について心を配ることが
できる姿勢だけは
忘れないでほしいです。
これはもちろん悲しみを
ぐっと我慢しなさいってことじゃないです！
突然の別れなのですから
未練があって当たり前です。
ただその悲しみと未練を
自分の中で
折り合いをつけていく作業の過程で
去った相手や
関係者を過剰に責めたり
もしくは去ってしまった
相手のことをしつこく追い回したり
相手の痕跡を嗅ぎまわったり
泣きわめく姿を関係のない
第三者まで巻き込んで見せるというのは
やはりNGでしょう。
人はピンチのときにこそ
その人の本性が出てくると言われています。
悲しみの極限というピンチにおいても
最低限の周囲への配慮というのは
いくらそれどころでじゃない！
と思えるような場面でも
必要かと思います。
それが出来ないというなら
誰も巻き込まないこと。
一人で悲しみを超えるしかありません。
もちろん悲しみに暮れているのに
あきらかに今言うべきじゃないことを
要求してくるようなデリカシーのない他者と
遭遇したら、それはそれなりに対応すべきでしょうし
たとえば愛する人の不慮の死などで
事件や事故など
そこに加害者が明らかにいた場合は
すべてを知り、相手に過ちを
認めさせる権利があるでしょう。
その場合は上記で書いた
見苦しい未練とはまた別のことですから
しっかりと目の前の問題と向き合って
いくことが優先すべきことです。
わたしは過去２回あれは
しんどかったと思った別れに伴う
諸々を体験したのですが
そこでどうふるまうべきかも
悲しみの中で学びましたし
付き合う人を見極めることを
しっかり覚えた気がします。
いずれにしてもこの辛い別れという
体験は、魂レベルの変化に伴うもので
あることは間違いないのです。
そしてその別れがつらければつらいほど
この悲しみを
美しいあなたという魂の尊厳を
失わず
乗り越えた人には
洩れなくこの悲しみが
癒される以上の神様からの愛を
受け取ることができます。
それはその人が
去った代償ということでは
断じてありません。
その人はあなたの魂レベルを
上げるために現れたとか
そういう短絡的な話ではなく
あなたの一生の中で
この時期
喪失と悲しみの経験をすることが
必要だったというだけのこと。
しかしこの体験を乗り越えた先には
今まで感じたことのなかった
心の細部まで行き渡るような
ありがたい喜びの体験が
待っています。
この時期に限らず
辛い悲しみ、喪失感が
未だ続いていた方も
ぜひお心に留めていてください。
まもなく満を持して
体験したことのない幸せが
やってきますので
出来る限りの工夫をして
心と体をリラックスさせましょうね。
それでは皆様
素敵な金曜日の午後を
お過ごしくださいね。
◆本日巳の日の御祈願開催します！◆
