皆様こんばんは。

 

さてわたしは1日5分のお姫様ごっこという本を

 

11年前に上梓させていただき

 

 

 

5年で絶版当たり前の

 

厳しい出版業界の中

 

皆様の温かい応援のおかげ様で

 

11年間という長い間ご愛顧いただいています!

 

この本を書いたときは

 

いかに自分を愛するか

 

ということに焦点を当てて書いていました。

 

それでも書き足らず

 

1日5分のお姫様ごっこから4年後

 

こちらも出版から7年経った

 

地味にロングセラーの本ですが

 

こちらにも快を優先する生き方のススメを

 

書いてきました。

 

ただ、物事には必ずプラスの面と

 

マイナスの面があります。

 

 

上記2冊でも

 

必ずその面に触れてはいるのですが

 

 

そのマイナス面といいますか

 

自分の快を選ぶとき

 

すべての人があなたの快に

 

協力してくれるとは限らないし

 

後から問題になりそうな手段で

 

「快」といってわがままし放題

 

醜い在り方を選ぶのは違いますよと

 

いうことです。

 

 

 

これは上記わたしの本の読者さまの

 

ケースではありませんが

 

当時流行していた

 

ものすごくえげつない欲求を

 

満たしましょう系のメソッドにハマり

 

快に走った人たちの中には

 

家族間のルールを破るなど

 

やってはいけないことをやってしまう人も

 

いたようで

 

 

実際に配偶者から

 

離婚を言い渡されたり、子どもの

 

学費に手を付けて大ごとになったり

 

友人の彼に手を出した挙句

 

友だちも彼氏も失った人もいたと

 

Twitterやそれらを取材した

 

ウェブサイトの記事などで知りました。

 

 

わたしの耳に入っていないだけで

 

もしかしたらわたしのブログや

 

上記の本の内容を

 

曲解されて、道を踏み外した人も

 

いたかもしれないですね。

 

 

ちゃんと読んでいただければ

 

お姫様ごっこも暴君マインドも

 

すべてgiveができる女になるための

 

メソッドなのです。

 

 

「快を満たす」

 

「欲求を満たす」

 

これは主に自分との約束

 

自分の美学を犯して

 

ルールを破って実行したところで

 

罪悪感しか残りませんよね?

 

もしくはどこか後ろめたい気持ちが

 

ずっと残ったままとか。

 

 

そういう人はそれが本当に快なのか

 

よく考えたほうがいいんです。

 

 

たとえば手を付けてはいけないと

 

言われていたお金に手を付けた場合

 

それでも自分の快を満たしたかったなら

 

その責任をちゃんと取らないとダメです。

 

 

たとえばそのお金が旦那さんから

 

預かったものであれば

 

多少険悪になっても

 

旦那さんにお金を使った理由を

 

ちゃんと伝えて埋め合わせをする

 

努力をすべきなのに

 

ただ自分の快を満たしたの!!

 

と考えも無しに高価なバッグなど

 

買っておいて

 

いざ旦那さんに問い詰められると

 

ふてくされる。

 

これは本当に自分の快を

 

満たした人の態度ではありません。

 

 

仮に自分の快を満たすために

 

高価なバッグがどうしても欲しくて

 

使ってはいけなかったお金に手を出したとしたら

 

その罪悪感を上回る快があり

 

潔く責任を取る覚悟があればいいのです。

 

 

たとえば本当の快で買ったバッグは

 

毎日のように使うでしょう。

 

 

クローゼットの奥に隠したりせず

 

堂々と自分の部屋に置いたり

 

それを持って家族と外食したりと

 

愛用していくうちに

 

旦那さんからそれどうした?と聞かれるかも

 

しれません。

 

 

しかしその愛用品が自分を

 

輝かせてくれるなら

 

「どうしても

 

どうしてもどうしても欲しくて

 

あの貯金で買っちゃったの!

 

節約がんばるから許して!」

 

と素直に言えるでしょう。

 

 

とはいうものの、旦那さん激怒!

 

お金を管理させてもらえなくなったり

 

叱られる可能性もあるでしょう。

 

何らかのペナルティーが

 

あるかもしれません。

 

それらは甘んじて受け入れる。

 

険悪な雰囲気もリカバリーできるように

 

信用を取り戻せるように

 

なんとかしてみせる!

 

このバッグが買えたのなら

 

一切の後悔がない。

 

これが本当の快に従うということです。

 

 

ただ、多くの場合

 

そういうシチュエーションで

 

ルールを犯してまで

 

自分の快を手に入れたとしたら

 

快は一瞬で終わります。

 

あとはずっと罪悪感がつきまといます。

 

 

実はこれは本当の快ではありません。

 

ルールを犯してまで

 

家の中が険悪になってまでも

 

そのバッグが欲しいという欲求は

 

ただの見栄を張るための道具だったりして

 

本当に欲しいものではなかった

 

可能性が十分あります。

 

 

快=物を買うではないのです。

 

快=物を手に入れてそれを楽しく大事に使い

 

なんの後悔もなんの罪悪感もなく

 

購入したときのみ得られる快が

 

モノを自分の欲求に従って

 

正しく買った時の心の反応です。

 

 

もっというと今手元にお金がないのだけど

 

ローンなら組める。

 

それを自分が苦しくならない範囲の

 

支払い計画を立てて

 

買うならいいのですが

 

 

何らかの事情で

 

手を付けてはいけないお金に手を出したり

 

分不相応なローンを組んでまで

 

欲しがるのは本当の快ではないのです。

 

 

おそらく見栄、世間体、誰かに認めてもらうため

 

純粋ではない承認欲求

 

無価値観を埋めるための欲が

 

そこに潜んでいます。

 

 

ちなみにわたしは

 

借金することがNGだとは言ってません。

 

借金もお金の循環の一部ですから

 

それ自体がいけないという話は

 

一切してません。

 

そこは勘違いしないでくださいね。

 

 

わたしがNGだと感じるのは

 

覚悟のない状態で

 

後先考えずに

 

お金を使うのは

 

無駄遣いにつながりますよという話です。

 

 

お金はどう使えば循環して回ってくるか。

 

そこに罪悪感を乗せてはいけないのです。

 

お金に載せるのは感謝の気持ちのみ。

 

 

お金でトラブってる人の多くは

 

「感謝してました!でもトラブルになりました!」

 

と言いますが

 

手にしている結果というのは

 

嘘をつかないのです。

 

そのお金を使ったことで

 

誰かを悲しませた、誰かをがっかりさせた

 

トラブルになったということなら

 

それは出すときの気持ちに

 

何か必ず問題があったのですよ。

 

 

現実が全てを物語ってるのに

 

偉そうに言い訳してんじゃねぇ!と

 

こういうみっともない人たちに

 

対してわたしはいつも思います。

 

 

お金にまつわるトラブル

 

自分がお金でやらかしてる人は

 

今後お金を使う時は必ず

 

自分にこう聞きましょう。

 

「このお金を使うことで

 

誰かを悲しませたり失望させたりしないかな?」

 

と。

 

この答えは、最終的に

 

悲しませたり、失望させるのは

 

他ならぬ自分自身であることを

 

知ってください。

 

お金の使い方を間違えると

 

一番悲しむのは家族や身内ではなく

 

あなた自身なんです。

 

自分に失望した人生

 

自分を信じられない人生

 

地獄ですよね。

 

 

ということで快を優先してもいいけど

 

それに伴う結果のことも

 

少し考えて

 

腹が括れるなら

 

快を選びましょうと

 

いうお話でした。

 

 

それでは皆様素敵な夜を

 

お過ごしくださいね。