皆さまこんにちは。
さて夏至の日までは
女神様のターンです。
この時期の月神さまは
このはなさくやひめ
あめのうずめのみこと
この2神さまなのですが
この両神さまとも、与えるときは
パーッと与える神様です。
さくやさまも
桜の季節には
桜というお花の
魅力で多くの人を熱狂させますし
うずめさまは岩戸に引き籠ってしまった
太陽の女神天照大神をふたたび
外の世界に出てもらうために
他の神々との作戦で踊り狂い
見事、太陽神さまを外の世界に
連れ戻されることに成功しました。
両神さまとも自分の持っている特技で
大役を果たします。
どんなに
「わたしなんて何も特技がないし」
と落ち込んでいる人でも
人間に生まれたからには必ず
人さまに喜んでいただけるものを
持って生まれてきています。
それは何もわかりやすい
技術などではなく
そこにいるだけで
安心感を与える存在であるとか
笑顔がとびきり素敵で
多くの人が穏やかな気持ちになれるとか
優しい声で人の心を和ませるとか
その人が気が付いていようが
いまいが、必ず何かギブするものが
あるのです。
ではどうしたら
そのgiveの力をもっと発揮し
人様に喜んでいただけるものに
なるのかというと
自分自身に
「正しい愛の形」
を与えること
これしかgiveのパワーを強める方法はありません。
どういうことかというと
正しい愛というのは
当然、ただ身勝手な
自分のことしか考えられない卑しさ
決して美しいとは言い難い生き方を
許しなさいということではありません。
たとえば大切な我が子に
ただ甘いばかりだと
子どもは
とんでもないモンスターになるように
時には自分を律したり
叱ったりする目も必要だということです。
言うなれば
自分を素敵な魅力的な
大人に育てるつもりで
愛を注ぐのです！
このはなさくやひめさまも
夫から身勝手過ぎる
幼稚な嫉妬から来る疑いを
ぶつけられたとき
自ら産屋に火を放ちそこに飛び込んで
潔白を証明するという激しいやり方で
たとえ夫といえども
自分への侮辱を許しませんでした。
あめのうずめのみことさまは
天照大神さまへの
忠誠を誓わない「なまこ」の口を
短刀で切り裂きました。
両神様とも
ご自分の美学
信念にそぐわないものに対して
凛と対応される神々です。
ですので
この２体の女神様のターンのときは
ただケダモノのように
なんでも好き勝手やっていい。
ということではなく
自分の美学、生き方の指針をしっかりと
持ち、それを養う時期であることを
示します。
そうやってひっそりとでも
自分を磨いた人にだけ
夏至以降大きな収穫と
魂レベルに見合った豊かなものが
手に入るようになるのです。
自分を責め続けるのはよくありませんが
この時期、適切な反省は必要です。
人から叱られたとき
何か自分で気づきがあったとき
素直に
「これはわたしの美学に
沿った行動じゃないな」
「これは軌道修正すべきだな」
と理解できる人は
間違いなく夏至以降
その美しい魂に見合った
素晴らしい現実が手に入ります。
一方で
ねちねちと自分責めを繰り返し
「どうせ私はダメなんだ」
「わたしなんていなくなればいいんだ」
「あの人が悪いのになんで私ばっかり」
「あいつが変わればいいじゃないか。
わたしじゃなくて」
などといった勝手に拗ねて
勝手にこじらせるような
幼稚な在り方だと
この時期必ずトラブルが起こります。
そのトラブルは
自分の在り方を
どちらにせよ
今のままではなく
何かしら軌道修正する必要があるという
お知らせであることが多いでしょう。
これは自分で自分を制限しなさいって
ことじゃありません。
自由でのびのびとした態度でありながら
正しい反省は出来るもの。
それが出来たら
あなたという美しい
お花をぱーっと咲かせたり
あなたの存在自体で
人を喜ばせていることに
改めて気が付けます。
ぜひご参考になさってくださいね。
それでは皆様
この後も素敵な午後を
お過ごしくださいね。