皆様こんばんは。

 

さてよく世間では

 

「逃げてはいけない」

 

という言葉が聞かれます。

 

鑑定の時も

 

「これは逃げでしょうか?」

 

「逃げてはいけないですよね?」

 

というお言葉を聞くことがあります。

 

 

もちろん「事」によっては

 

逃げちゃダメだよと

 

お話することもありますが

 

それはそれでちょっと置いといて。

 

逃げるということ自体が

 

いい事か悪い事か

 

それはその人の状況にもよりますから

 

「どんなときでも逃げてはダメ!」

 

というのは「そりゃ無理だろ」

 

って話ですよね。

 

 

 

ただ、わたしがおすすめするのは

 

逃げるならとことん逃げろ!

 

中途半端に後ろを振り返ったり

 

また戻る可能性を考えながら

 

逃げるんじゃなく

 

もうそこには戻らない勢いで

 

逃げることです。

 

 

わたしはどちらかというと

 

「逃げ」に関しては得意分野かもしれません。

 

というのも

 

人生の大事な場面で

 

覚えているだけで3度

 

必死で逃げたことがあるからです。

 

 

 

一度目は父の束縛から逃げるため

 

縁談に乗っかるという方法を取りました。

 

 

 

というのも日頃からわたしを

 

猫かわいがりしていた父は

 

真面目に

 

「結婚せずに神社のことをして

 

暮らせばいい」

 

と言ってわたしを凍らせていたからです。

 

神社の仕事は嫌ではありませんでしたが

 

一生、独身で父に捕まったまま

 

人生を過ごすなんて考えただけで

 

想像するだけで絶望しました。

 

だったら結婚した方が

 

ましだと思ったのですね。

 

 

父は父で「きちんとしたおうち」に

 

嫁がせるならやむをえないという感じだったので

 

突如舞い込んできたこの縁談は

 

願ったりかなったりで

 

相手親との同居であるとか

 

住んだことのない田舎町であるとか

 

そういうことは無視して縁談に飛びついたのでした。

 

 

 

ようやくこれで一件落着。

 

と思いきや

 

今度はこの結婚生活が苦しすぎて

 

苦しすぎて・・・・

 

旦那側理由のレスなのに

 

子どもができないことを

 

すべて自分のせいにされるなど

 

理不尽なことばかりだったので

 

何度も何度も配偶者と話し合いましたが

 

問題は一向に解決せず

 

この状態に7年耐えましたが

 

ここからも全力で逃げました。

 

 

そして3度目は3回目の離婚です。

 

実はここから逃げるときが一番

 

しんどかったです。

 

なぜならわたしが3度も結婚したのは

 

やはり結婚という形

 

夫婦になったからには

 

添い遂げるということに

 

重きを置いていたからです。

 

2度目の結婚に破れ

 

今度こそ離婚しない!と決めていたせいで

 

3度目の結婚生活に入り

 

たった2週間ほどで

 

相手のモラハラDV癖が判明していたにも

 

関わらず、わたしにしては判断が鈍りました。

 

結局1年半、添い遂げる努力をしたのですが

 

うまくいくわけがないことなんて

 

わかりきってるわけで

 

それでもようやく逃げる決断をしたときには

 

逆上した元配偶者の怒りを買い

 

警察沙汰になったうえに

 

お客様にデマをながされるという

 

多大な犠牲を払ってしまいました。

 

 

しかしながらわたしが

 

あのとき逃げなかったら

 

今の生活はないわけで

 

わたしにとっては

 

3度とも「逃げてよかった案件」です。

 

 

もしわたしが

 

「親を捨てるなんてダメな人間が

 

すること」

 

 

「地元で名前の通ったおうちに

 

泥を塗るような真似をして

 

恥知らず」

 

と後悔したり自分を責めていたら

 

それはやはり運気にも大きな悪影響が

 

出ます。

 

運気をがくっと落とす感情は

 

「罪悪感」

 

「後悔」

 

の念です。

 

 

たまに自分がせっかく逃げてきたのに

 

いまだにちくちく自分を責めている人や

 

「本当にあれでよかったんでしょうか?」

 

などと自分のしたことに自信が持てないまま

 

過ごしている人がいますが

 

ちょっと幼稚な言い方かもしれませんけど

 

「後悔するぐらいなら逃げるな!」

 

ってことです。

 

逃げたということはその場に

 

いられない自分なりの理由があったのですから

 

それを責めたところで

 

後悔したところで

 

誰のプラスにもならないし

 

先程もいいましたように

 

自分の運気をぐんと下げます。

 

 

してしまったことをああだこうだいうよりも

 

逃げたことで得られた

 

安心感、新しい可能性への扉

 

こちらに目を向けるべきです。

 

 

逃げたことがマイナスになる人は

 

いつまでもうじうじ自分の事を

 

責めていたり、いまさら感あふれる

 

意味のない反省、意味のない後悔

 

にとらわれています。

 

 

時は巻き戻せませんし

 

その選択が正しかったかどうかなんて

 

逃げてみないとわからないのですよ。

 

そして逃げてしまったんだったら

 

全力で逃げた自分を

 

しっかりねぎらい、しっかり褒めて

 

前に進みましょう。

 

それではどなたさまも素敵な夜を♡