皆さまこんにちは。

 

わたしは普段は韓流ドラマばっか観てますが

 

昔は洋画が大好きだったので

 

時々AmazonPrimeやdTVで

 

洋画もチェックしています。

 

20年ぐらい前は新作が

 

公開されるとなると興味ある洋画を

 

全部チェックして観に行ってました。

 

それぐらい映画好きだったのに

 

ここ数年、ぱったり映画に行かなくなりました。

 

これは確実にAmazonPrimeやdTVの

 

おかげなのですが

 

無料でなくても少し待てばお金さえ払えば

 

家で新作が観れますからね。

 

さてそんなこんなで久しぶりに

 

昔1度観た洋画を観ました!!!

 

1994年!!!(もう26年前?!)

 

上映された

 

『ショーシャンクの空に』

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【あらすじ】

 

1947年、妻と間男を殺した罪で銀行の若き副頭取アンディ・デュフレーン(ティム・ロビンス)はショーシャンク刑務所に投獄。あらくれのボグズ一派から暴行を受ける日々だったが、監視役のハドレー刑務主任(クランシー・ブラウン)が抱える遺産相続問題を解決したのを機に一目置かれるようになり、看守たちの書類作成を任される。1965年、入所したトミー(ギル・ベロウズ)の話によりアンディはついにきた無罪証明の機会に色めきたつが、今まで彼にやらせてきた不正の事実が明らかになるのを恐れた所長はそれを握りつぶそうとする。

 

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この映画を観た当時は

若かったので(当時25歳)

 

何の変化も希望も無い場所で

時だけが経つという残酷さが

身を以ってはわからなかったのですが

それでもラストには感動しましたね。

 

で、あれから25年経った今

ぐっとストーリーの中に

入ることが出来ました。

 

年を取るっていいことだなと

こういう時に感じます。

 

「終身刑は自分で考える

自分で行動するそういったものを

すべて奪われたまま年だけ重ね

何も出来ないようになって外に放り出される

もっとも残酷な刑だよ」

 

とモーガンフリーマン扮する「レッド」のセリフ

 

これも最初に観た当時は

 

そんなに響かなかったのですが

 

色んな経験を重ねると

 

この言葉のとらえ方も変わってくるものです。

 

 

なぜ今さら

 

この言葉が妙にざわざわする感じで

 

胸に残るのかというと

 

自分自身を

 

まるで終身刑の囚人のような扱いを

 

していた時期を思い出したからです。

 

 

多くの人はそうとは知らず

 

不要な価値観で自分を縛ります。

 

そのルールを決めているのは自分なのに

 

自分でそこから脱出しようとはしません。

 

映画の中で50年刑務所で過ごした老人が

 

いきなり仮釈放され

 

自由の意味がわからず

 

常に誰かに監視されていることから

 

解放されたがために逆に不安を覚え

 

自殺をしてしまうシーンがあります。

 

これと似たようなことを

 

わたしたちも無意識に行っていることが

 

あるのではないかと思います。

 

 

古い価値観に

 

自分の行動を見張らせる。

 

あれをしてはいけない。

 

こう感じてはいけない。

 

 

未知の自由や未知の豊かさが

 

怖い物にみえて仕方がない。

 

不自由であることは苦しいはずなのに

 

その価値観で生きる方がラク。

 

結果自分を殺して生きることを選ぶ。

 

そのほうが見知った世界だから。

 

そのほうがよく知ってる世界だから。

 

 

そういう人たちにとっては

 

新しい価値観をぶっこんでくる人

 

=脱獄しろとそそのかす悪人

 

のように思えるのかもしれません。

 

 

 

わたしも最初に自己啓発の勉強をしたとき

 

(故佐藤富雄先生のセミナー)

 

新しい世界に飛び込むのが

 

怖くて仕方ありませんでした。

 

 

わたしは最初のセミナーに行ったとき

 

まだ元夫と離婚が成立しておらず

 

家出もしていなかったのです。

 

その中途半端さを佐藤先生にも

 

ひどく叱られました。

 

 

 

あの家から出て

 

自分の道を生きるという選択が

 

できたのはセミナーに出席したことも

 

大きかったと思いますが

 

家を出て夫と

 

離婚するということについては

 

わたしにとっては

 

牢獄から脱走するのと同じでした。

 

 

 

そんなこと=家出をしたら

 

悪行が自分に返ってくるだろう。

 

夫がもし本当に自殺したら

 

わたしのせいだ。(離婚するかどうかで揉めた時

離婚するなら自殺をすると言われていました)

 

 

しかし、この映画のラストシーンのごとく

 

あらゆる「罰」を覚悟して

 

決死の家出を決行し

 

お陰様で人生が激変しました。

 

そして「罰」はありませんでした。

 

 

わたしが手にしたのは

 

「罰」ではなく

 

自分で人生を選ぶ自由だけでした。

 

 

 

しかし、習慣とは怖いもので

 

それでも時々

 

わたしは勝手に自分を

 

不自由な価値観の囚人に

 

してしまうことがあります。

 

そのたびにざわざわしたり

 

イヤな出来事があるのです。

 

そういうときはたいてい

 

古い不自由な価値観の囚人に

 

なっているときですので

 

「そのルールは誰のためになるもの?」

 

「そのルールは自分にとって本当に

 

心地が良いもの?」

 

と聞くようにしています。

 

皆様もぜひ自分で勝手に自分自身を

 

縛り付ける変な価値観にとらわれていないか

 

チェックしてみてください。

 

そして古い価値観を捨てて

 

希望溢れる未来を選びたいとき

 

この映画、ぜひ、ご覧になってみてくださいね。

 

それではどなたさまも素敵な夕刻のときを

 

お過ごしください。