皆さまこんばんは。
恋愛にしても
夫婦関係にしても
子育てにしても
自分のいら立ちややさぐれた感情を
ただぶつけるだけでは愛は育たない。
多くの人はそんなことはわかっていると
おっしゃるでしょう。
「だから、わたしは言いたいこと
我慢してて爆発したんです！！！」
ってお怒りになる方も
いらっしゃるかもしれませんが
結構な割合で
大切な人相手に「愛」ではなく
知らず知らずのうちに
「攻撃」を加えていることに
気が付かず
愛する相手を怒らせたり、がっかりさせたり
黙らせたりしてしまうことがあります。
離婚３回経験者のわたしが言うからこそ
ご理解いただけると思うのですが
相手を思い通りに
動かそう、思い通りの言葉を
言わせよう、思い通りの態度と
言葉で満足させてもらおう
とすればするほど
それは「愛」ではなく
攻撃や支配、依存に変わります。
でね、残念だけど
そうなると相手の心はどんどん
離れていくよね。
だからって怒りを出すなって
話じゃないんだけど
もし相手の態度に怒りが湧いた時
疑問（という名の詰問したい気持ち）が
湧いた時、ちょっと考えて欲しいことが
あります。
それは
その怒り、要求は
「自分が困るから」
「自分が傷つくから」
「自分が損するから」
「自分が失敗したくないから」
こういう動機から発生してるなら
その怒りやコントロール
相手への要求は
ただの身勝手です。
ってこと。
で、そういう身勝手な要求ばっかり
突きつけられたら
誰だって去りたくなると思わないですか？
もし相手から同じことをされたら
あなたは相手と距離を取りたくなったり
去りたくなりませんか？
離婚３回したわたしも
相手に上記のような動機を
ぶつけていましたし
相手もまた同じ穴のムジナで
同じようにわたしに身勝手な要求を
突きつけてきました。
この連鎖を止めることができるのは
どちらか気づいた方が
その人と愛を続けたいのなら
いろいろ緩める
選択をするだけ。
緩めるというのは
●●しなくてはならない。
普通、●●すべきでしょ？
といったルールを
相手にも自分にも
押し付けるのではなく
自分をより大切にしながら
相手にも同じように自分を大事にする
権利を与えること。
少なくともこういう気持ちで
適度に緩めることを知り
相手と向き合っている人は
とても愛されてるし、その愛は正しい形で
育まれている気がします。
身勝手な要求をしている人ってね
愛する彼だけじゃなくて
得てして色んな人にも攻撃的です。
自分の怒りを他人に八つ当たりすることに
本人は気付いていないけど
きっとその人は嫌われるし
不平不満の塊のような卑しい
顔立ちになってるはずです。
本来、自分の怒りは
自分で解消するものです。
攻撃的な人は
まず自分に攻撃的な態度をとるのを
やめて、ルールや普通こうでしょ？を
手放す努力をしましょう。
普通こうでしょ？？
といったルールが多い人ほど
それが守れない
自分を責めてるんでしょうね。
そしてルールや自分が大切に
している常識をわかってくれない
相手を選んだ自分。
こんな子育てをしてしまった自分。
すべて責めてるのかもしれません。
だからこそ
「なんだかんだわたしはよくやってる」
「うまくいってないようにみえるけど
うまくいってることもいっぱいある」
「すべて思い通りになんて
ならないのが当たり前。わたしは悪くない」
こういった考え方で自分を許す、緩めることから
始めてみましょう。
息をゆっくり吐いて吸う呼吸も必要です。
呼吸が浅いとき、身体の筋肉はこわばり
やさぐれ、攻撃的になります。
深い呼吸をすれば身体は
自然に緩んでいきます。
人に強い要求をしてしまう人
攻撃性が出てしまう人は
まず許すべき人＝自分を心の底から許して
人を、状況をすべてを緩めて許してみてください。
そして１日５分でいいので
とにかく優しい執事を脳内に作って自分を
精一杯よしよししましょう。
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それではどなたさまも素敵な夜を
お過ごしくださいね。